2021/08/13
世の中にはたくさんの証券会社があります。
投資を始めるには、まずは証券会社に口座を開設する必要があります。どこの証券会社を利用するか、初心者は特に迷うところでしょう。
低コストで長期で資産形成を目指す人は、ネット証券という選択肢があります。
なぜ証券会社は、店舗の証券会社ではなく、ネット証券なのでしょうか。次の3つの点が重要だと思います。
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低コストの投資信託が買える
ネット証券では、店舗の証券会社と比べて、手数料が安くなっています。それも、同じ投資信託の商品を買う場合でも、証券会社によって手数料が違います。
やはり、人件費の違いが、手数料の違いにあらわれています。
そして、現状では、店舗の証券会社において、低コストのインデックスファンドが販売されていないことが多いのです。
たとえば、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」の1位になった「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」を買える代表的な金融機関は下記の4社です。
上記の4社はいずれもネット証券です。多くの人の支持を受けている低コストの投資信託であっても、店舗の証券会社では購入できないというのが現状です。
いつでもどこでも気軽に取引ができる
店舗の証券会社では、店舗に出向いて取引を行うことになります。その場合、証券会社の社員にお願いして金融商品を購入する必要があります。
人の前にでれば見栄をはりたくなるのが人情です。ついつい必要以上の額をだして金融商品を購入するということも少なくないように思います。
これに対して、ネット証券では、自分ひとりで投資が完結します。1,000円といった少額の投資でも、気兼ねすることなく投資することができます。
また、証券の場合は、取引を行う上で「移動」という物理的な制約がありません。時間的な制約も受けません。時間や場所を問わずに取引できるというのが、ネット証券の強みです。
証券会社の社員から営業を受けない
店舗の証券会社のメリットといえば、証券会社の社員からコンサルティングを受けることができることでしょう。
しかし、当然ですが、証券会社の社員は、顧客の利益を考えながら、同時に会社の利益を上げることも考えています。
ひとことに投資信託といっても、たくさんの種類があります。証券会社の社員から金融商品を提案されたとしても、買わなければいいともいえますが、相談にのってくれる人の提案を断るというのは、それなりの気遣いと労力が必要です。
証券会社の社員から営業を受けないというのも、ネット証券のメリットのひとつだと思います。
まとめ
もちろん、店舗の証券会社は、コンサルティングなどを受けたい人にとっては大きなメリットがあります。しかし、現状では、店舗の証券会社で低コストの投資信託を購入できるところは限られています。
ネット証券のメリットは少なくありません。時間や場所という制約がないこと、低コストで投資ができること、ストレスや負担が少ないこと、長く続けやすいことなどのネット証券のメリットは、もっと世の中に認知されていいと思います。
私は楽天証券を便利に使っています。