2021/08/13
2018年もすっかりスタートしてしまいましたが、遅ればせながら新聞の特集記事と同じように、2018年のトレンドを大胆に予測してみたいと思います。
昨年の2017年は半分当たって半分外れているような状況でしたが、新年のお楽しみです。
今年もやってみたいと思います。
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2018年の6つのトレンド予測
「つみたてNISA」が口コミで広まる
今年から「つみたてNISA」がスタートしました。
今年は金融庁の「つみフェス」も開催されるでしょうし、職場での「職場つみたてNISA」もはじまると思います。
「つみたてNISA」は口コミで広まります。広がりを持つためには、経験者がロールモデルになる必要があります。相談されたらやさしく対応してあげましょう。
今年は「つみたてNISA」がどれくらい口コミで広まるのかがポイントになりそうです。
「つみたてNISA」で銀行も二極化へ
「つみたてNISA」は銀行を判別するリトマス紙のような役割を果たすと思います。
顧客目線の経営をする銀行と、そうでない銀行が、数字ではっきりするのではないでしょうか。
金融庁も「つみたてNISA」の契約数を数字で示すなどして、どこが顧客目線の経営をしているかがはっきりさせるということもあるかもしれません。
銀行業界の淘汰の波は、今年でその流れができるのではないかと思います。
「低コスト決戦」で勝者が決まる
インデックスファンドの低コスト競争はいよいよ最終局面です。
昨年末から三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズがかなり攻め込んでいます。現時点では業界の空気を三菱UFJ国際投信が握っています。
ライバル各社の今年の動き次第で、インデックスファンドの中長期的な勝者が決まるのではないでしょうか。
王者ニッセイアセットマネジメントが頑張るのか、それともアセットマネジメントOneが意地を見せるのか。
今年が大きな意味での決戦の舞台です。
全世界型の投資信託発売へ
こちらは希望的観測ですが、低コストの全世界型の投資信託がきちんと発売されるといいなと思います。案外難しいという話も聞きますが、「世界経済インデックスファンド」の低コスト版でもかなりニーズがあると思います。
バランス型投資信託も資産を集めているファンドとそうでないファンドに二極化してきています。バランス型投資信託もはっきりと優劣が決まるのではないでしょうか。
「楽天・バンガード・ファンド」の実質コストが年末に判明しますので、全体としてどれがいいかがはっきりしてきそうです。
ロボアドバイザーも低コスト化へ
ロボアドバイザーも優劣がはっきりしてきましたが、ロボアドバイザーがややメジャーになりきれない原因はコストの問題があります。
すそ野を広げるためには、低コスト化とともにNISAへの対応など、一歩も二歩も足を踏み出す必要があるのではないでしょうか。
日本のロボアドバイザーも、アメリカの水準に早く追いついてほしいと思います。
つみたてNISAの流れから、低コスト化に踏み込むロボアドバイザーが登場することを期待したいと思います。
相場が荒れる気も
昨年も相場が荒れると予想して大外れでしたが、反省もせずに今年も荒れそうな予感がします。
業界トップの予想では日経平均26,000円という話もでていますが、FRBの利上げもあって、私は下落相場もあるのではないかと思っています。仮想通貨の値が崩れれば日本の空気も一変しそうです。
下落相場の準備をしつつ、たんたんと積立をしたいと思います。
今年は「つみたてNISA」の1年に
今年はどちらかというと「つみたてNISA」ではじまり「つみたてNISA」で終わる1年になると思います。
どちらかというと堅実な1年で、積立投資のすそ野も大きく広がるのではないかという希望的観測です。
積立投資をスタートできる仲間が今年も増えるといいですね。
以上、2018年の積立投資の業界予測!今年は「つみたてNISA」と「低コスト決戦」で投資業界が盛り上がりそうです…という話題でした。
参考リンク:
今年になるかどうかはわかりませんが、下落相場はそのうちきます。下落相場の考え方を学んでおきたいですね。
低コストでiDeCoなどの非課税枠も活用してくれるようなロボアドバイザーは登場しないのでしょうか。アメリカのサービスに日本も早く追いついてほしいなと思います。
信託報酬のわずかな違いが成績に大きな違いをもたらします。コストに注意したいですね。