2021/08/13
2020年3月9日、アメリカの株式市場は過去最大の下落幅となりました。
相場安定のためのサーキットブレーカーも発動され、 市場はやや混乱状態になりました。
そうかと思ったら、昨日の過去最大の下落幅から一転、今日のアメリカの相場は大幅反発の模様です。
大きく変動する相場はどうしても心が動かされますが、積立投資をしている人は、いつも通りを心がけたほうがよさそうです。
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米国株式は過去最大の下げ幅
リセッションの懸念が台頭し、アメリカの株式市場は大幅に下落しました。
原油相場の大幅な値下がりや、新型コロナウイルス感染拡大を巡る懸念によるものと報道されています。
緊急避難的な取引停止措置である「サーキットブレーカー」というのも発動されました。
制度導入以来、はじめてのことだそうです。
過去最大の下げ幅ということで、昨日は少額ですが先進国株式を追加投資しました。一方で、今日は一転大幅反発となりそうです。
約定のタイミングでうまく下でひろえないかもしれませんが、これも相場ですね。短期でついていくのは難しい相場になっています。
株価は1、2年前の水準
とはいえ、過去最大の下落幅と報道されていますが、よくよく冷静に株価水準を確認すると1、2年前の水準というところです。
日経平均株価も、まだ2万円を割れたところで、大幅安という感じではありません。
これから大きな景気後退もあるかもしれません。
この水準から、もう一段階、二段階下がると、暴落という感じになりますね。
新型コロナウイルスの影響で日本の実体経済にも影響がでるのは避けられそうもない情勢です。
自分が住む北海道経済は、中長期的にも悲観的にならざるをえない状況にみえます。
また、世界的なパンデミックも考えられます。ヨーロッパとアメリカは、これから感染の拡大が懸念されます。
キャッシュポジションもそれなりに確保して、下落を想定しておいたほうがよさそうです。
相場は読めないので積立投資
これまでの経験で、自分が相場を読むことは、ほとんど不可能に近いことだと思うようになりました。
投資を始めた頃は、相場を予想していたこともありましたが、当たったような気もする時はまれで、ほとんどは予想に反する動きをすることを知りました。
本当に当たりません(笑)。相場はランダムウォークです。
トランプ大統領は大規模な経済対策をすることを発表しました。
これから急激にアメリカの株式市場は回復するかもしれませんし、 逆に、経済対策の効果が限定的で、大幅に下落する可能性も否定できません。
ですので、どんな相場にも対応できるように積立投資です。本格的なリセッションだと思うようになったら、積立額の増額も考えたいと思います。
こういう相場では、どんな経験者でもどうしても気持ちが揺れてしまうところです。
気持ちを落ち着かせて、読めない相場に振り回されないようにしたいですね。
以上、読めない相場に振り回されない…という話題でした。
参考リンク:
こんなときは積立投資の基本を確認したいですね。荒れた相場で積立投資は威力を発揮します。
下落を想定しておくのは、相場に居続けるうえでいい訓練になります。今の状況で動揺している方は、シミュレーションをしておくといいかもしれませんね。
積立投資ならいわゆる「損切り」を考える必要はありません。積立投資で「損切り」をしてはいけないのです。