2021/08/13
お子さんがいらっしゃるご家庭は、教育費を準備することが1つの課題かもしれません。
わが家にも2人の子どもがいます。大学などに入学すればそれなりの費用を用意する必要がありますので、教育にかかるお金を用意する必要があります。
教育費をどのように準備していけばいいのでしょうか。教育費の準備の仕方について考えてみました。
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子どもが小さい時はさほどお金はかからない
教育費といっても子どもが小さいときはさほどお金はかかりません。
もちろん、私学に入学を考えたりお受験をするなら話は違ってきますが、子ども手当もありますし、幼稚園や保育園の費用にも収入に応じてかなりの補助があります。
小さいときはさほど大きな費用はかからない、というのが私の印象です。
話は脱線しますが、みなさんは塾とかに行かせていますか?
わが家の場合、4歳になる長男がいますが、早期教育としてベネッセのこどもちゃれんじとヤマハの音楽教室には通わせています。
主眼にあるのは学習の習慣付けです。遊びの延長で勉強ができるよう、楽しみながら学ばせています。
ポイントになると思っているのは、親の関わり方です。どちらも親が一緒に取り組んで課題が見つかったときに一緒に考えることが大切だと思います。いっしょに試行錯誤するプロセスが、子供の教育にはプラスに働いているようです。
そのほか、本や図鑑はいっしょに選んで購入していますし、体験学習にも積極的に関わるようにしています。
それ以外に特別なことはしていません。ですが、こんなことで積極的に本を読むようになり、ヤマハでも新しいことに積極的にチャレンジするようになりました。
費用は安くはありませんが、これくらいの費用で学習の習慣付けができるのであればこれもひとつの将来の投資かな…と思って利用しています。
将来の教育費を用意する方法
さて、話をもとにもどしますが、将来の教育費、みなさんはどのように準備する予定でしょうか。大学にいけば費用がかかりますし、私学にいけばよりいっそうの用意が必要です。
いくつかの方法がありそうですが、どれもメリットとデメリットがあります。
貯金だけで用意する?
インターネットのサイトを見ていると教育費はひたすら貯金で用意するという人も多いようです。この場合はコツコツとお金を貯めていくことになります。
ですが今はマイナス金利です。貯金で増やそうと思っても、普通預金でも定期預金でも元本から増える金額は雀の涙もありません。ほとんどゼロに近いです。貯金で増やそうというのは、はっきりいって不可能に近いでしょう。
貯金も安全資産として利便性がありますが、増えるという意味ではメリットはありません。
学資保険を利用する?
貯金が難しいとなると、学資保険やこども保険といったものを利用することを考える人もいるかもしれません。
私も一時期、学資保険などが必要なのかなと検討した時期もありました。
ですが学資保険について調べてみると、さほどお金は増えないということに気づきます。
むしろ、中途解約の返戻率が低いので、中途解約するとお金は全額戻ってきませんし、保険会社の倒産リスクも背負うことになります。
そして、お金が長期で拘束される割には学資保険でお金は増えないのです。
私は学資保険を利用していません。期待できるプランがあればいいのですが、良心的な商品はさほどないという印象です。
インデックスファンドの積立投資で用意する
ではどうしているかというと、私は教育費もインデックスファンドの積立投資で用意する予定です。
教育費としてより分けているわけではなく、用途に関係なくインデックスファンドで積立投資をしています。
世界分散投資をしていれば、世界経済の成長を享受することができます。
もちろん、時間を味方につける必要もありますし、さまざまな事態に対応する必要があります。
そこで、生活防衛資金として2年分の生活費を用意していますし、臨時の費用にも対応できるよう、預貯金等で安全資産もそれなりに持つようにしています。
インデックスファンドを毎月積立して、将来はその一部を教育費としてあてようと考えています。
つまり、このブログで書いている投資法で、そのまま教育費も用意しようという算段です。
「ほったらかし」でいいのが積立投資の最大のメリット
インデックスファンドの毎月の積立は、一度設定すれば仕組みが勝手に買い付けをしてくれます。
基本は「ほったらかし」です。
投資の基本はほったらかしですので、仕事と育児に集中できます。
積立投資をして5年以上になりましたが、まだまだ積立の序盤戦の気分です。未来がどうなるかはわかりませんが、いいときも悪いときも慣らして、投資額の年3~4%のリターンは十分に可能なのではないかと思っています。
子供が大学に入学するのは10年以上先のことです。時間を味方につけて、投資した口座から必要額を引き出すという算段です。
ジュニアNISAも長男の分は口座を開設済みですので、非課税口座として活用していきたいと考えています。
同世代の親御さんにも知ってほしい積立投資
子供を持てば教育費の問題を避けて通ることができないところです。
幼稚園や保育園で親御さんと一緒になることもありますが、皆さん教育費はどうしてるのかな…なんて思ってしまいます。
貯金や学資保険も否定はしませんが、せっかく時間を味方につけることができるのなら、インデックスファンドを使った積立投資を活用してみるのは、ひとつの方法だと思います。
子どもにはさまざまな経験を積んでほしいと思うのが親心です。
将来の教育費の心配、お互い小さくできるといいですね。
教育費は貯金か学資保険?教育費を積立投資で準備するという方法…という話題でした。
参考リンク:
インデックスファンドを使った積立投資といっても、そんなに難しい話ではありません。横山光昭さんのベストセラー『はじめての人のための3000円投資生活』でも、十分積立投資をスタートできます。
そのほかにも良質な本がたくさんあります。慣らして年3〜4%のリターンが期待できるなら、チャレンジしてみる価値はあると思います。
こどもちゃれんじは1歳のときから続けています。子どもの知的好奇心を伸ばす教材を用意するのは、案外難しいものです。遊びながら学べる教材としてよくできていると思います。