2021/08/13
つみたてNISAは、年内に100万口座に到達する見通しだそうです。
今日の日経新聞の一面にもつみたてNISAが100万口座という記事が掲載されていました。つみたてNISAですが、少しずつ利用者が増えているようです。
金融庁は、2018年9月末の調査状況を公表しています。その状況を確認したいと思います。
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NISA口座の利用状況調査
NISA口座の利用状況は、金融庁の下記のリンク先から詳しく見ることができます。
ポイントになるところをいくつかご紹介します。
口座数
口座数は下記のとおりとなっています。
- 一般NISA 1,138万8,558口座
- つみたてNISA 87万5,658口座
- ジュニアNISA 30万494口座
一般NISAが圧倒的に利用されている状況ですが、少しずつつみたてNISAも活用されています。
年代別比率
年代別比率です。20歳代や30歳代も多いのが印象的ですね。
20代で28.4%増の13万2,388口座、30代は27.2%増の21万509口座、40代は26.9%増の22万6,528口座となっています。
50代以上の方もたくさん利用していて、幅広い年代で積立投資をスタートしています。
若い人が利用しているのが印象的です。
6月末から3か月で20万口座が増えています。9月末で87万口座ですので、年内には100万口座に到達している見通しです。
商品別買付額
つみたてNISAの商品別買付額です。
インデックスファンドが最も多い買い付け額になっています。
インデックスファンドの利用者が増えているということですね。
つみたてNISAが資産形成の一歩に
つみたてNISAは100万口座には年内到達という見通しです。インデックスファンドを使った積立投資が、普通に広く浸透しつつあります。
最初の一歩なら少額から非課税で投資できる「つみたてNISA」です。金融庁が地雷商品を取り除いてくれています。
制度がスタートした1年目の今年は、少額のうちに経験するにはいい相場でした。
一喜一憂せずに、毎月定額でインデックスファンドを使って全世界に積立していくことが資産形成のポイントです。
資産形成の知恵が、多くの人に広がっていくといいですね。
以上、つみたてNISAは年内に100万口座到達。つみたてNISAが資産形成の一歩に…という話題でした。
参考リンク:
「つみたてNISA」をはじめるなら、最初は証券会社選びです。証券会社の選び方のポイントをまとめています。
「つみたてNISA」で何を選ぶかは、はじめての人は迷うところかもしれません。いろんな方法も考えられますが、シンプルにはじめてみるのも1つです。
「つみたてNISA」は20代や30代の人がスタートさせています。多くの人にその良さが伝わるといいですね。