2021/08/13
アメリカで自動運転車を使った配車サービスがスタートしました。
いわば「運転手がいなくても動くタクシー」ということですね。下のリンクのニュース記事で知りました。
アメリカのWAYMO(ウェイモ)という会社が自動運転を実現させたそうです。どういう仕組みなのか、そしてどんな会社が実現させたのでしょうか。ご紹介したいと思います。
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自動運転の配車サービス
この自動運転の配車サービスは、WAYMO(ウェイモ)という会社が実現しました。
リンク先のホームページで会社の概要がわかります。
同社は2018年12月5日、アリゾナ州フェニックスでトライアルに参加した人のみが利用できる形でサービスをスタートしました。
利用者がモバイルアプリを使って自動運転車を呼び、目的地までの移動に利用するというものです。
営業体制は、24時間年中無休です。料金は、時間と距離で決まりますが、利用者にはアプリで予約する際に、おおよその金額が表示されるとのこと。
Uberの技術と無人運転の組み合わせという感じですね。
サービスの名前は「Waymo One」です。どんなサービスなのか、映像でも確認することができます。
すごいですね。アプリで車を呼んで、そのまま無人で目的地まで送迎してくれるサービスです。
トライアルの段階で女子高校生が通学にこのサービスを使っているといいます。毎朝スマホで自動運転の車を自宅に呼び、自宅にやってきたミニバンに乗って通学しているそうです。
日本の感覚からすると異次元のイノベーションですね。
とはいえ、安全面も気になります。
当面は、安全を確保するため、運転席にドライバーが座るそうです。
それでも、自動で運転できる基本的技術ができているということですから、やがてはドライバーなしの自動走行を実現するでしょう。
すごい技術ですね。これから日進月歩で進化していくでしょうから、今後の展開が楽しみです。
この無人送迎サービスは、どんな会社が実現したのでしょうか。
ウェイモはGoogleの開発部門
ウェイモは、グーグルが取り組んでいた自動運転車開発プロジェクトの技術を商用化する目的で、親会社のアルファベットが2016年12月に設立した会社だそうです。
ウェイモは、アルファベットの子会社ということです。
Googleが開発をスタートしたのが2009年で、開発の中心だったセバスチアン・スランが2005年にロボットカーレースで優勝しているそうです。
そうすると、実現には10年以上の開発の歳月がかかっていることになります。
優秀な人を集める、資金を投資する、中長期的に育てる…この組み合わせで自動運転というイノベーションが実現しているということがよくわかります。
いずれ、無人の配車サービスを普通に利用する時代が確実にくるのだと思います。
日本はUberすら利用できない状況が続いていますが、アメリカでは自動運転車が送迎する時代が到来しようとしています。
時代で職業も変わっていく
考えてみれば、自動車の発明も100年ちょっと前のイノベーションだったわけです。それ以前は馬車や駕籠でした。
それが、おそらく私が生きているうちに、自動車は無人の自動運転になるということですね。
職業というのは時代の趨勢で移り変わるものです。タクシー運転手という職業は、いずれこの先の時代にはなくなる職業だということがわかるニュースでした。
先進国株式のインデックスファンドに投資すれば、アルファベットにも投資することができます。
私は先進国株式のインデックスファンドを通じて、アルファベットのイノベーションの利益を長期的に享受しようと思います。
人工知能やAIの技術は、アメリカや中国の企業が先行しているようです。
イノベーションを目指す日本の企業も頑張ってほしいですね。
以上、アメリカで自動運転の配車サービスが実用化。ウェイモの自動運転が時代を変える…という話題でした。
参考リンク:
Amazon Goも衝撃的でした。人々のニーズに合致した便利な技術を止めることはできないでしょう。今後も進化していくと思います。
大事なのは世界中の株主になることです。私も先進国株式のインデックスファンドで、アメリカのイノベーションの恩恵を受けようと思います。
投資の成果を受けるためには、市場に居続けることです。変動する相場状況ですが、バイアンドホールドで続けようと思います。