2021/08/13
2018年11月19日に、BS日テレの番組「深層NEWS」に山崎元さんと岩城みずほさんが出演していました。
「必見!老後を生き抜く貯金術」というテーマです。
今日録画していたものを観ることができたので、そのポイントをご紹介したいと思います。
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先取り貯蓄に効果あり
今、貯蓄のない世帯が増えているという話からはじまりました。
晩婚化や住宅購入、教育費などで「分相応ではない消費」をしてしまうパターンも多いといいます。
そこで、どうすればいいのかという点ですが、強調されていたのは先取り貯蓄です。
フリップで次のように紹介されていました。
「お金が貯まる家計」
①先取り貯蓄
→口座を2つつくる
「生活口座」「貯蓄口座」②大きな支出を減らす
→保険・通信費・家賃の見直し
「必要な貯蓄のお金を先に分けて、残りのお金で生活する」ということです。
そして、保険や通信費、家賃などの大きな支出をコントロールすることも大切です。
私も意識してやっている部分です。大きな支出を減らすことが効果的です。
私の場合、医療保険などは利用していません。生命保険も必要な分だけです。電話は楽天モバイルにしてから毎月の支出が減りました。
保険で無駄遣いをしている人は多いかもしれませんね。
山崎さんからは「地位財」にこだわならいことの重要性が指摘されていました。たしかに、自分自身の「見栄」とどう付き合うかというのは、ポイントになりそうです。
ムダ遣い防止策
「ムダ遣い防止策」としては、次のような内容が紹介されていました。
「ムダ遣い防止策」
支出を3つに仕分け
①生活に必要
②自己投資
③心を豊かにする
この3つの使い方に分類されるようにお金を使うのがいいといいます。
私はじつは、あまりレシートなどで出費を管理しておらず、クレジットカードの履歴などでざっくり把握しています。
後で見直してムダなものを使わないように見直すという感じです。
支出を用途別に見直していくと、「前向きにお金を使えるようになる」というメッセージでした。
人生設計の基本方式
そして、「人生設計の基本方式」が紹介されていました。
番組では、計算が難しそうでしたが、岩城みずほさんのホームページ上でかんたんに計算できます。
やったことがない人は計算してみるといいかもしれません。
私も久しぶりにやってみましたが、まあ2割程度の貯蓄が必要という見通しでした。
今、ちょうどその目安通りというところです。
「今の給料が将来の自分を支える」という岩城さんの言葉が印象的でした。
お金とはなにか
「お金とは」という話もありました。
フリップで山崎さんが次のように紹介されていました。
お金とは
①自由拡大の手段
②合理的に扱え
③運用は自分で
お金は「自由拡大の手段」だということですね。
そして、運用自体は自分で、合理的にやっていくのがいいということです。
積立投資をする
そして、運用自体は自分でするにはどうすればいいかという話のなかで、山崎元さんから投資の話がありました。
ポイントになるのは次の3つです。
- 減らしたくないお金は、「個人向け国債変動10年」
- リスクをとるお金は「つみたてNISA」で選ばれているインデックスファンド
- 年間0.5%以上の手数料を払うのは合理的ではない
「インデックスファンド」というキーワードが放送されました。はじめて聞いた人も多いかもしれませんね。
このブログで書いているのは、このインデックスファンドの部分です。
シンプルな積立投資で、長期的に資産形成をすることはできると思います。このあたりが、多くの人の常識になるといいですね。
お金と上手に付き合おう
保険や金融商品の問題点を指摘するような話もたくさんありました。
キャスターのみなさんは、「身につまされる話」だといって、どこかしょんぼりしていましたね。
私の場合、先取り貯蓄をするようにしてから貯金ができるようになりました。インデックスファンドの積立投資はその延長にあります。
「お金の知恵」は理解してみると結構シンプルです。
先取り貯蓄をして「お金の使い方」を理解できれば、誰でも実践できると思います。
老後のためにお金を貯めようというのは、どこか後ろ向きで楽しくない感じにもなりますので、「自由拡大の手段」としてお金と上手に付き合いたいですね。
以上、BS日テレ「深層NEWS」の山崎元さん&岩城みずほさん出演回を観ました…という話題でした。
参考リンク:
クローズアップ現代+の放送も記事にしていました。こちらの山崎元さんのコメントも金言です。
インデックスファンドというのは、指数に連動する投資信託のことです。市場全体を購入できる便利な金融商品です。
お金の知恵は本から学ぶことができます。私が読んで勉強になった投資本11冊をまとめています。