2021/08/13
2018年3月23日はTOPIXが-3.62%、日経225は-4.51%という株価変動でした。
「つみたてNISA」をきっかけに投資をはじめた方にとっては、マイナス資産を経験する日々を過ごしているところだと思います。
3月23日の変動について、レオス・キャピタルワークスがプレスリリースをだしています。勉強になるので、ご紹介したいと思います。
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株価変動の理由
レオス・キャピタルワークスがプレスリリースを発表しています。藤野英人さんのメッセージです。
- 直近の日米の株価変動について「ひふみ投信」運用責任者からのメッセージ
3月23日の株価変動については、次のような5つの理由で説明しています。
- 米国においてFOMCで金利が引き上げられたこと
- トランプ政権がマクマスター大統領補佐官を解任して、タカ派のボルトン氏に交替したことことにより、地政学的リスクが高まったと受け止められたこと
- トランプ大統領が中国などをターゲットとした関税計画を発表したこと
- Facebookが一部コンサルタント企業に重要な顧客情報を流出した疑いがでたこと
- 日本においては、いわゆる森友問題から財務省の決裁書き換え問題に発展し、それが安倍首相の進退問題に移行しつつあること
株価の動きは世界経済の動きと連動しています。特にアメリカの動向が大きく影響します。
今回はアメリカの金利引き上げの直後のタイミングでした。
新聞も複数読みましたが、どちらかというと、レオス・キャピタルワークスの分析のほうがしっくりきます。
こうしたプレスリリースをタイムリーにだすのは素晴らしいですね。受益者だけでなく、多くの人に参考になると思います。
理由を知れば不安は小さくなる
インデックスファンドで積立投資を続けるうちに、昔よりもずっと世界経済の動きを理解できるようになってきました。
積立投資をはじめなければ、知らない世界だったかもしれません。
投資をすることで、世界経済の仕組みを知ることができます。今回の株価変動もアメリカの金利決定の直後でした。金利決定日も公表されていますので、今回の株価変動は多くの人にとって想定したタイミングだったと思います。
理由を知れば不安は小さくなります。世界経済の仕組みを学んでいくと、見える景色が変わってきます。
世界経済についても少しずつ学びながら、積立投資をコツコツ続けていきたいですね。
以上、株価変動の理由を知ることで、不安は小さくなる…という話題でした。
参考リンク:
相場の向かい方は自分の気持ち次第です。少しずつ慣れていきたいですね。
今年はすでに何度も株価変動を経験する機会になっています。大事なのは相場に巻き込まれないようにすることです。
投資の基本を理解することが大事です。ウォーレン・バフェットが教えてくれます。