2021/08/13
楽天証券iDeCo(個人型確定拠出年金)に「楽天・バンガード・ファンド」2商品が追加になります。
追加されるのは「楽天・全世界株インデックス・ファンド(楽天VT)」と「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」です。
iDeCoでシンプルな資産運用を考えている人にはビッグニュースです。
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楽天・バンガード・ファンドとは
楽天・バンガード・ファンドは、楽天投信投資顧問株式会社とバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社が組んだ、今最も注目されているインデックスファンドシリーズです。
アメリカのバンガードのETFを直接買うこともできますが、ETFの場合は、買付手数料がかかるので積立投資の用途には向いていません。
この点、楽天・バンガード・ファンドなら次のようなメリットがあります。
- 購入手数料がかからずノーロード
- 毎月少額での積立投資が可能
- ドルでの購入が不要
- 配当金についても自動的に再投資
「楽天・バンガード・ファンド」は、今年最も注目を集めた商品といっても過言ではありません。
楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)にいつ追加されるのかが注目されていたところです。
楽天VTと楽天VTIが追加
それが楽天証券が速やかに導入を決めました。
公式ホームページにも、こっそり記載があります。
次のような記載です。
12月23日(土・予定)システムメンテナンス以降、楽天証券iDeCoセレクションに下記3ファンドを追加いたします。
- 楽天・全世界株インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
- コモンズ30ファンド
「楽天・全世界株インデックス・ファンド」と「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の2商品が追加です。コモンズ投信の「コモンズ30ファンド」も同時に追加になり、12月23日から利用できる予定です。
商品の特徴をまとめておきたいと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」は、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」をそのまま買いつけるというファンドです。
「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」をベンチマークとしています。
全世界(先進国・新興国)47カ国の株式市場、約8,000銘柄へ投資することになります。構成銘柄は、米国、欧州および日本などの先進国株式に加えて、中国やインドなどの新興国株式を含み、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。
かんたんにいえば、これ1本で日本を含めた全世界の株式に投資できるという便利なインデックスファンドです。
信託報酬は年0.2396%(税込)です。
これだけ低コストで、全世界の株式だけに1本で投資できるのが最大の魅力です。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」は、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VTI)」をそのまま買いつけるというファンドです。
「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」をベンチマークとしています。
米国株式市場に上場する大型、中型、小型株式の約4,000銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数で、全米のほぼ100%の株式がカバーされています。
かんたんにいえば、これ1本でアメリカの株式に広範に投資できるという便利なインデックスファンドです。
信託報酬は0.1696%(税込)です。
ETFを買うのは面倒だけど、手軽に米国株に投資したいという人には注目のインデックスファンドです。
楽天VTに投資したいなら楽天証券iDeCo
iDeCoでどれを選んだらいいかわからない、これ1本というファンドで投資したい…というニーズは、思った以上に大きいところです。
私のように趣味でブログまで書いているのは極めて少数派です。多くの人は、低コストで世界に分散投資できる「これ1本」というファンドでiDeCoをほったらかしで運用したいと思っています。
楽天証券iDeCoなら「楽天・全世界株インデックス・ファンド」か「楽天・全米株式インデックス・ファンド」で実現できます。
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」がiDeCoで選択できるのは楽天証券iDeCoだけです。他社と比較しても、ラインアップとサービス面で最有力の1社です。
いい環境で将来の資産形成をしていきたいですね。
以上、楽天証券iDeCoに「楽天・バンガード・ファンド」の全世界株と全米株式の2商品が追加!…という話題でした。
参考リンク:
「楽天・バンガード・ファンド」のメリットについては、こちらで詳しくまとめています。
iDeCoの各社の比較はこちらを参考にしてください。どこの会社が自分にフィットするか、わかると思います。
iDeCoをはじめるなら金融機関を間違えないことです。金融機関を間違えると手数料で大きく損をします。