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iDeCo(個人型確定拠出年金)の手数料は、金融機関の違いで30年で約90万円の差になる。

time 更新日:  time 公開日:2017/05/03
iDeCo(個人型確定拠出年金)の手数料は、金融機関の違いで30年で約90万円の差になる。

日経新聞は定期的にiDeCo(個人型確定拠出年金、個人型DC)の金融機関選びの重要性を記事にしています。

今回の試算では、「金融機関の違いで30年で約90万円の差になる」というものです。

大事な点なので、紹介しておきたいと思います。

 

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金融機関を比較する

この記事では、金融機関で手数料を比較しています。

口座管理費用が最低の月167円(年2,004円)の金融機関Aと月480円(年5,760円)の金融機関Bとの比較です。

金融機関A

  • 口座管理費用 月167円(年2,004円)
  • 信託報酬 年0.21%

 

金融機関B

  • 口座管理費用 月480円(年5,760円)
  • 信託報酬 年0.67%

 

この違いで、どれくらいの手数料に違いがでてくるのでしょうか。記事にはこう書かれています。

この2つの金融機関で毎月、2万3000円を拠出して年4%で30年運用したと仮定すると、信託報酬の合計額の差は90万円近くにもなる

30年で手数料だけで90万円の差です。大きいですね。

信託報酬の違いが大きく運用結果を変えてしまいます。

口座管理手数料と信託報酬を確認しよう

iDeCoをはじめたいと思っても、金融機関を間違えると大きく損をします。

山崎元さんが「地雷」と表現している部分です。iDeCoをはじめるなら口座管理手数料と信託報酬を確認しましょう。

iDeCoで注意すべきなのは、金融機関によって選択できる投資信託が決まっているということです。

iDeCoナビでチェックしてみるといいかもしれません。例にあった金融機関Bの社名もだいたいわかります。笑

自分で調べて納得の1社を選ぶのが理想ですが、150社以上の金融機関があるのでなかなか難しいところですよね。

結論だけ書くと、口座管理手数料が低く、信託報酬が低い投資信託をきちんと揃えている金融機関の代表は、この2社になります。

iDeCoをはじめるならきちんと「地雷」を回避していきたいですね。

以上、iDeCo(個人型確定拠出年金)の手数料は、金融機関の違いで30年で約90万円の差になる…という話題でした。

 

参考リンク:

iDeCoを扱う金融機関は150社以上あります。全体のなかでどの金融機関がいいのか知りたい方は、こちらを参考にしてください。

 

iDeCoの手数料については、こちらのシミュレーションも参考にしてください。手数料の低い金融機関で比較してみると、楽天証券とSBI証券が低コストになります。

 

iDeCoの資産配分の方法などについては、いい本がたくさんでています。自分のお金です。本で基本的知識を身につけたいですね。

 

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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