2021/08/13
投資がはじめての人が積立投資をはじめるには、何が必要なのでしょうか。
今日、こんなツイートが目にとまりました。
預貯金しかしていない人のうちいくばくかの人々に「投資(資産形成のための資産運用)」と「投機(当てて儲ける)」の違いを理解してもらって、「ちょっとやってみようかな」と思ってもらうには、何が足りない?どうすればいい?
— 島田・ともやす(分配金なし) (@RemmyRenu) 2016年7月6日
よくわかる疑問です。というのも、自分もそういう1人だったからです。
投資を経験したことがない人がインデックスファンドで積立投資をはじめるには、それなりのハードルがあります。
なかなか積立投資に踏み切れない人もいると思います。
将来の資産形成をしたい人が積立投資をはじめるには何が必要なのでしょうか。自分の経験をふまえて、ちょっと考えてみました。
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なぜ人は投資しないのか
漠然と投資をしてみたいと思ってはみたものの、リスクがあるから怖い、投資はハードルが高いものだというイメージが先行してふみきれない人も多いと思います。自分もそうだったのでよくわかります。
学校で投資を勉強する機会は基本的にありませんので、リスクに対する恐怖心と、投資は難しいものだという、なんとなくのイメージが強いのだと思います。
以前の投稿で、人が投資をしない理由をまとめたことがあります。アンケートによれば、投資をしない理由の上位はこの3つだそうです。
- 投資する資金がない
- 元本割れのリスクを冒したくない
- 知識がなくて、どこから始めたら良いのかわからない
これは、まとまった資金がないと投資ができないという思い込みもあると思いますし、投資で負けたくない、どうしたらいいかわからない、といったところだと思います。
よくわかります。私もそう思っていました。
何がそろえば積立投資がはじめられるのか
では、何がそろえば積立投資がはじめられるでしょうか。
自分の経験からすると、次の3つがそろえば積立投資がはじめられるように思います。
気に入った一冊の本を見つける
まず、積立投資の基本を理解することが出発点です。
自分の場合は、本を読みあさって、カン・チュンドさんの本に出会えたことが積立投資に踏み切れるきっかけでした。今でもこの本には感謝しています。
最近では、良い本がたくさんでています。まず、積立投資をはじめるには、一冊の本に出会って積立投資の基本を理解することが必要だと思います。
メンターを見つける
投資をはじめるときに、自分の場合は投資ブロガーのみなさんの投資記録をずいぶんと参考にしました。
これから投資をはじめる人にとっては、個人投資家の実践記録が一番参考になる教材です。
いわば、メンター(仕事や人生の指導者、助言者のこと)がいれば、自分の今後がイメージできるようになるのだと思います。
投資家の実践例をまとめた竹川美奈子さんの著書もありますので、自分でメンターになるブログを探さなくても、今ならメンターをすぐに見つけることができそうです。
ごく少額でトライアル投資をしてみる
初めてのことに不安はつきものです。何となく不安だという思いから、なかなか投資をはじめられない人もいると思います。
何事も実際にやってみてわかることがあります。私の場合、少額で積立投資をする期間を設けて、投資の世界がどんなものかを実際に経験したことが重要でした。
少額でトライアル投資をしてみるわけです。
自分の場合、最初の積立は6,000円からはじめました。
3ヶ月もすると次第に投資信託の値動きにも慣れ、様子がわかってきた4ヶ月目からは1万円、次は2万円といった感じで金額を少しずつ増やしていきました。
金額を増やすのはいつでも可能です。まず、少額でもいいので投資を体験してみて、自分の不安に思っている点を解消していくことが投資を長続きさせるうえで重要だと思います。
百聞は一見にしかずといいます。何事も実際にやってみてわかることがあります。
実際にやってみると違ってくる
自分の場合、①気に入った本を一冊見つける、②メンターを見つける、③少額でトライアル投資をしてみる、という3つが必要でした。
実際にやってみると、イメージが大きく違ってきます。
もちろん、積立投資を無理にする必要はありません。怖いと思っているうちは、しなくていいと思います。やってみたいと自分自身で思ったときが、はじめるタイミングです。
以上、自分の経験をふまえての「投資未経験の人が積立投資をはじめるには、何が必要だろう?」という話題でした。
自分が積立投資をはじめるまでの経緯をまとめたことがあります。よければ参考にしてください。