2021/08/13
投資では、リスクをコントロールして、リターンを得ることが重要です。
インデックスファンドの投資信託を使って資産形成をする場合、1つのポイントが時間を味方につけるということです。
リスクをコントロールするえで長期投資が重要です。
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運用期間を長くするとリスクが小さくなる
短期間ではリスクが大きい投資信託でも、長期投資をすれば安定したリターンが得られることになります。
10年以上の長期で積み立てると、投資元本を上回る可能性は高くなります。
長期投資はリスクをどれくらい小さくするか
このグラフは、損保ジャパン日本興亜DC証券のパンフレットから引用したものです。
1985年4月から2014年3月までの外国株式の指標(MSCI-KOKUSAI)のデータをもとに各運用期間ごとのリターンを算出し、リターンの最小値と最大値を棒グラフ化したものです。
外国株式を長期投資した場合、リスクがどのように変化するかを示しています。
1年目には大きく上下していますが、5年、10年、15年と続けていくうちに、リスクのぶれが小さくなり、リターンが安定することがわかります。
短期間で一喜一憂しない
積立投資で大事なのは、短期間で一喜一憂しないということです。
正直、投資信託の日々の基準価格は忘れてしまっていいと思います。私は、たまに気づいたときに投資信託の基準価格を確認する程度です。
短期的な値動きに惑わされず、中・長期的に運用を考えることが大切です。
むしろ、下げ相場のときに投資を続けていれば、投資信託を安く買えることになります。その後に相場が上昇したときに安く買ったものが高くなることになります。
商売でも投資でも、「安く買って高く売る」のが利益を出す大原則です。
時間を味方につけて、下げ相場でも投資を続けることで、いずれくるであろう上げ相場で報われることになります。
長く投資をすることで、「投資の失敗」を避けることもできます。
若い人ほど時間がある
長期に投資をすれば運用成果が安定します。
20年から30年の期間で投資を考えたほうがリスクは低減できます。
若い人ほど、積立投資は時間を味方につけることができます。
以上、時間を味方につける、長期投資にはリターンを安定させる効果がある…という話題でした。