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「自信過剰バイアス」は積立投資にも影響する?

time 2017/03/01

「自信過剰バイアス」は積立投資にも影響する?

「自信過剰バイアス」について日経新聞で紹介がありました。

行動経済学の考え方ですが、知っておくと自分を冷静に見ることができるかもしれません。

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自信過剰バイアスとは

自信過剰バイアスについて、日経新聞はこのように紹介しています。

米国の多くの実証研究によると、自分は投資がうまいと思う人ほど短期間に売買を繰り返し、手数料の支払いがかさんで運用成績が劣りがちだという。男性の方が女性に比べて自信を持ちやすく、頻繁に売買するとされる。こうした傾向を行動経済学で自信過剰バイアスと呼び、一般的に陥りがちなワナとして警鐘を鳴らしている。

自信過剰バイアスは資産運用以外の分野でもみられる。例えば病気や事故に遭うリスクを過小評価し、保険などによる備えが不足しやすい。「自分だけは大丈夫」と過信すると適切な取引や備えをするための情報収集も怠りがち。自分の金融リテラシーが不足していないか肝に銘じておこう。

「自信過剰バイアス」とは、自分の能力や判断などに対して、明確な根拠がないのに自信を持つことをいいます。

「自分は投資がうまい」、「投資のことがよくわかっている」と思った人が、個別株などで頻繁に売買するのが典型例です。

手数料が大きくかかってしまい、結局利益を上げられないという落とし穴にはまってしまいます。

自分が勝ったのは偶然ではなく、必然だと「錯覚」するのも大きな原因です。

「自信過剰バイアス」は積立投資でも影響する?

では「自信過剰バイアス」は積立投資でも影響するでしょうか。

意識していないと結構やりがちな「落とし穴」として、積立投資でもこんなことが考えられます。

成績がいいアクティブファンドを自分なら見つけられる

インデックスファンドより成績のいいアクティブファンドは存在します。

よく言われていることは、難しいのはそのアクティブファンドを「事前に」見つけることです。事前に値上がりするアクティブファンドを見いだすことは難しいのです。

投資先を選択するのはその人の自由ですが、まさに「自信過剰バイアス」のひとつだと思います。

相場の下落直前で売り抜けることができる

下落の予兆があるから下落直前でインデックスファンドを売り抜く、といった行動をする方もいます。

去年のトランプラリーでよくわかりましたが、ほとんどの人は相場を予測することは困難です。トランプラリーのときに相場を予測したメディアの惨敗ぶりは、よく記憶しておきたいところです。

積立投資ができるなら、他の投資法でもうまくいく

インデックスファンドでの積立投資ができるなら、他の投資法でもうまくいくと思うというのも多いパターンです。

もちろん、さまざまな投資に挑戦するのは個人の自由ですが、積立投資がじれったいと思って自分の投資法を複雑にしてしまうのは「自信過剰バイアス」のひとつです。

世の中には難しい投資法がたくさんあります。リスクをとりすぎないことが大切です。

特定の資産に集中投資する

特定資産に集中投資するのも「自信過剰バイアス」のひとつです。

インデックス投資でも、特定の資産クラスだけでいいという考え方がありますが、その考え方には「自分には世界経済の未来を予測できる」ということが前提にあるように私には思えます。

あたるかもしれませんが、はずれるかもしれません。

私にはとても20年後、30年後の未来を根拠をもって予想することはできないので、株と債券に幅広く世界分散投資をしています。

株価が上がる銘柄がわかる

人には、先入観に基づいて自分に都合のいい情報だけを集めて自己の先入観を補強するという傾向があります。

ウォーレン・バフェット氏もそうですが、銘柄を選んで投資をする人は、入念なリサーチと企業研究をして、相当な努力を陰で行うことで利益をだしています。

私には才能がありませんし、リサーチする手間も時間もかけたくないので、個別株には手をだしていません。

「自信過剰バイアス」はやっかい

一言でいうと、投資において「自信過剰バイアス」はやっかいです。

インデックス投資の場合、他の投資法に目移りしてしまったり、方針を変更してしまうことが「自信過剰バイアス」の影響です。もちろん、何事もチャレンジすることは大事だと思いますが、頭の片隅に「自信過剰バイアスかも?」と思える余裕があると見える景色が変わってくると思います。

今、比較的相場がいい雰囲気なので「自信過剰バイアス」に陥りやすい時期でもあります。

私も目移りしてしまいそうになることがあります。そんなときには、「そんなに投資や世界経済のことがわかってたっけ?」と自分に問いかけることで、下手に投資の方針を変えないようにしています。

投資での最大の敵は「自分の感情」だということを、知っておきたいですね。

以上、「自信過剰バイアス」は積立投資にも影響する?…という話題でした。

 

参考リンク:

損をするのは誰しも嫌いです。そんな方に行動経済学の考え方は参考になると思います。

 

「ハーディング現象」というのもあります。知っておくと、自分の行動を見直すことができます。

 

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積立投資の基本

プロフィール

なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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