2021/08/13
マンションを購入して、早いもので10年になりました。
その恩恵を受けていた住宅ローン控除も、自分は10年となって終わりましたので、残りのローンを一括で完済しました。
住宅ローンを利用しつつ資産形成をしている人向けに、自分の経験を書いてみたいと思います。
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頭金を用意する
住宅やマンションについては、購入するか、それとも賃貸にするか、という話題がいつも盛り上がりますね。
東京などの首都圏では賃貸のほうがいいケースもあるかと思いますが、札幌では、家族向けのマンションだと、割と適正価格の物件もあります。
札幌にも家族向けの賃貸物件もありますが、そんなに選べない印象もあります。
マンション等を購入する場合にできたらしておきたいのは、頭金を用意することです。
重い住宅ローンは、それなりに負担になりますので、住宅を購入するなら、給料から天引きして貯蓄する習慣を身につけるなどして、頭金を用意するといいと思います。
自分の場合は偶然、立地と条件が完璧で、値頃感のある新築物件に出会いました。
最近の状況をみると、同条件の物件は圧倒的に割高な価格設定になっていますので、いい買い物ができたのかなと思っています。
出会ったときが買い時ということもありますね。
住宅ローン控除はフル活用する
住宅ローン控除というのは、毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除するというものです。
住宅ローン控除をするか繰り上げ返済をするかですか、これは金利次第でしょう。
私は金利が1%未満でしたので、住宅ローン控除の期間は繰り上げ返済をしないまま利用していました。
結果的に、借りた分については住宅ローン控除をフル活用することができました。
住宅ローン控除終了後は早めの返済
住宅ローン控除は10年という方が多いと思います。
住宅ローン控除が終了したら、自分の資金との相談ですが、早めに返済したほうがいいと思います。
私は10年到達後に完済するつもりで予定していましたので、予定通り、10年の控除を受けて、借りている金融機関に相談して返済しました。
返済の手続きは、銀行の窓口に行き、書類等に記入してお金を入れるだけです。
なお、大きな金額を一気に返済すると手数料がかかるケースもあることは知っておくといいかと思います。
私も全額を一気に返済すると手数料が高くなることを確認したので、1回分のローン返済残額を残して繰り上げ返済し、その後にローンを1回支払うことで完済という形にしました。
繰り上げ返済を検討している方は、最小限の手数料で繰り上げ返済できるよう、確認してみるといいと思います。
積立投資をしてきたインデックスファンドの一部をリバランスをかねて解約し、返済資金にあてました。結果としては、インデックスファンドの積立投資で増やしつつ、住宅ローンの返済資金も無事用意できました。
また、妻が仕事を再開し、夫婦共働きになって家計に余裕ができたというのも大きな要因です。
お得に住宅ローンを利用できた
住宅ローン控除終了後は、金利がかかってくるわけですが、早めに完済できれば金利の負担は少なくてすみます。
繰り上げ返済をしたほうがいいかどうかは、資金的なバランスをみることも大事だと思います。
もちろん、団信のメリット等もありますので、資金的な余裕をみながら、少しずつ繰り上げ返済でもいいかと思います。
低金利と住宅ローン控除の恩恵で、この10年はほとんど金利を負担することがなくお金を借りることができました。
マンションの資金も、知識があったから慌てずに対応できました。
住宅ローンも着実につきあっていけるといいですね。
以上、住宅ローンを繰り上げ返済で完済しました…という話題でした。
参考リンク:
投資か繰り上げか、というのも悩むところです。私は住宅ローンを借りつつ、積立投資を続けました。
お金をより分けるというのは、思った以上に貯蓄体質になることができます。早めに身につけたいお金の習慣です。
結婚して家計で余裕を持ちたいのなら、共働きです。橘玲さんが書いているポイントです。