2021/08/13
金融庁が「職場つみたてNISA」をスタートしました。
「職場つみたてNISA」というのは、2018年からスタートした少額から非課税で投資できる「つみたてNISA」の活用を広める取り組みです。
第1回目は金融庁からスタートです。
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職場つみたてNISAとは
「職場つみたてNISA」というのは、これまで投資を行ってこなかった人を対象にして、投資を開始するきっかけが身近な場で得られるような環境を整える仕組みです。
かんたんにいえば、職場単位で「つみたてNISA」や「iDeCo」の勉強をしようという取り組みです。
金融庁は次のような構想で考えています。
1. つみたてNISAとiDeCoの情報提供 ⇒資産形成に関する多様なニーズに対応
2. 金融・投資教育を実施可能な金融機関を募集 ⇒職場を通じ、金融・投資教育を展開
3. 口座振替方式の採用 ⇒転勤時などの職員の利便性に配慮
4. つみたてNISA(定額積立による投資信託の購入)が、法令・内規に抵触しない旨を改めて周知
初回は金融庁で開催されました。
日本テレビでその様子がニュースになっています。リンク先で見ることができます。
第1回は金融庁の職員さんに向けて行われました。
第1回目だからでしょうか。どこか緊張感もありますね。金融庁の雰囲気を感じ取れる映像になっています。
公務員もできる「つみたてNISA」
どうも、金融行政に関わる人のなかにも「つみたてNISA」を公務員がするのは「法令・内規に抵触するのでは」と思う人も多いそうです。
「職場つみたてNISA」の資料にきちんと結論が示されています。
つみたてNISA(定額積立による投資信託の購入)が、法令・内規に抵触しない旨を改めて周知
対象商品は投資信託に限られているので、公務員が「つみたてNISA」で投資信託を購入しても法令・内規には抵触しません。
これではっきりしていいですね。
公務員の方もこれで安心して「つみたてNISA」をスタートしてもOKです。
「職場つみたてNISA」を投資のきっかけに
金融庁はこれから職場単位で「つみたてNISA」の取り組みを進めるようです。
投資というと、「きっかけがない」、「方法がわからない」という人がほとんどだと思います。
私もかつてそうでした。
会社の研修などを通じて「つみたてNISA」の基本が理解できれば、投資に対するハードルは少しは下がるかもしれません。
「つみたてNISA」は、金融庁が地雷商品を取り除いてくれているので、初心者にも取り組みやすい仕組みです。
投資を通じた資産形成の重要性に、気づける人が増えるといいですね。
以上、「職場つみたてNISA」が資産形成のきっかけになる…という話題でした。
参考リンク:
「つみたてNISA」を利用するなら証券会社選びが重要です。証券会社選びのポイントをまとめています。
「つみたてNISA」で何を選ぶかは、はじめての人は迷うところかもしれません。いろんな方法も考えられますが、シンプルにはじめてみるのも1つです。
もしリーマンショック級の暴落がきたらどうなるのでしょうか。このエントリーで積立投資の良さをイメージしてもらえると思います。