2021/08/13
「つみたてNISA」のテレビCMがスタートしました。
日本証券業協会のサイトで見ることができます。
綺麗なCMになっています。ご紹介したいと思います。
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目次をタップすると見出しにとびます
君は100年生きる
CMはリンク先で見ることができます。
男性篇と女性篇があり、キーワードは「君は100年生きる」です。
【つみたてNISA男性篇】
君は100年生きる。
先の見通せない時代。
お金との向き合い方って貯蓄だけじゃないんだ。
僕は、はじめる。
つみたてNISA。
【つみたてNISA女性篇】
君は100年生きる。
はじめる、続ける、大きく育てる。
証券投資だって同じこと。
私は、はじめる。
つみたてNISA。
俳優さんが印象的なCMになっています。
百聞は一見にしかずです。一度見てもらうといいと思います。
「つみたてNISA」CMの男性と女性は誰?
むしろCMの俳優さんが誰なのかが気になってしまいました。
ついでに調べてみました。
男性はモデルの前田一翠さん、女性は女優の田中こなつさんだそうです。
CMはアメリカのレッドウッド国立公園で撮影してきたようです。
前田一翠さんは日本人離れした体型で、雰囲気が突き抜けています。
田中こなつさんは、今回はじめて知りました。自然な感じでいいですね。
これから評価されるのではないでしょうか。
「つみたてNISA」のCMの曲は?
「つみたてNISA」のCMはドラムが印象的です。気になって調べてみました。
ドラムは柏倉隆史さんです。ロックバンドtoeに所属されています。
ご本人もツイートしています。
https://t.co/y8YSPzWHp5
ありがたい事に参加させていただきましたー— Takashi Kashikura (@shuumaibentoe) 2018年1月15日
いい音です。なるほど、このCMが印象に残るのは柏倉さんのドラムの効果も大きいですね。
はじめる、続ける、大きく育てる
「つみたてNISA」は2018年1月からスタートした制度です。
1年で40万円、20年の非課税期間があります。運用利益が非課税になりますので、資産形成をするならお得な制度です。
従来のNISAと違って、金融庁が「地雷」となる商品を取り除いてくれていますので、初心者の方でも資産形成に取り組みやすい仕組みになっています。
積立投資の基本を学んで、「はじめる、続ける、大きく育てる」でやっていきたいですね。
以上、「つみたてNISA」のテレビCMスタート。あの男性と女性は誰?…という話題でした。
参考リンク:
「つみたてNISA」をはじめるなら、証券会社選びは重要です。リンク先でまとめています。
「つみたてNISA」の活用法はいろいろあると思いますが、はじめての人はシンプルにはじめてみるといいと思います。
積立投資は、ドラゴンクエストに似ています。世界経済と自分のお金がつながって、見える世界が広がります。
コメント
初めまして。きみと申します。
なるたくさんや他の投資ブロガーさんのHPをみて、イデコとニーサを始めることにしました。
投資はまったくの初心者なので、いろんなHPを回って勉強しているのですが、教えていただきたいことがあります。
すごく基本的なことを聞きますが、通常の投資信託で分配金が出たときと、売却して利益が出た場合はどちらも課税されるという考え方でいいのでしょうか?
二重課税のように思えるのですけど・・・。
あと、投資信託の商品が分配金が配られないタイプ(そういうものがあるかないかも知らないのですが)があったとすると、その商品についてはidecoやnisaの「運用益非課税」というメリット部分は始めから関係ない、ということですよね?
仮に、つみたてnisaで分配金がないタイプを選び、20年後に元本割れをしていて売却せずに特定口座に移した場合があったら、その場合は結果的につみたてnisaで得られる恩恵は何もなかった、ということもありえる、ということでいいのでしょうか?
初コメントで質問ばかりで申し訳ないのですが、教えていただけるとうれしいです。
by きみ 2018年1月11日 11:21 PM
きみさん
コメントありがとうございます。
積立投資をはじめたのですね。ご質問にお答えしたいと思います。
>すごく基本的なことを聞きますが、通常の投資信託で分配金が出たときと、売却して利益が出た場合はどちらも課税されるという考え方でいいのでしょうか?二重課税のように思えるのですけど・・・。
まず確認ですが、利益がでたときの分配金(普通分配)には課税されますが、利益がでていないときの分配金(特別分配)には課税されません。
質問の場面がはっきりわからないのですが、普通分配で再投資された場合に再度課税されて二重課税になるのでは?というご質問であれば、二重には課税されません。
利益がでた分配金の部分について課税され、再投資後にさらに利益がでた場合には、その後に利益がでた部分にだけ課税されます。
類似した質問がリンク先でありましたので参考にしてください。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10119722705
>投資信託の商品が分配金が配られないタイプ(そういうものがあるかないかも知らないのですが)があったとすると、その商品についてはidecoやnisaの「運用益非課税」というメリット部分は始めから関係ない、ということですよね?
NISAやiDeCoでの運用益非課税は、どんなタイプの投資信託でも関係があります。分配金の有無とは関係ありません。
特定口座の場合には「利益」に対して20.315%が課税されます。これがNISAやiDeCoだと「利益」部分について非課税になるということです。
最近のインデックスファンドは分配金がほとんどありませんが、投資の効率から考えると分配金がないほうがいいです。
どんなタイプの投資信託でも、利益がでた場合には「運用益非課税」のメリットがでてきます。楽天証券のサイトを参考にしてください。
https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/point.html
>仮に、つみたてnisaで分配金がないタイプを選び、20年後に元本割れをしていて売却せずに特定口座に移した場合があったら、その場合は結果的につみたてnisaで得られる恩恵は何もなかった、ということもありえる、ということでいいのでしょうか?
仮に20年後に元本割れしていたら…という場面を想定するなら「恩恵は何もなかった」というのはその通りです。
むしろNISAは損をしている場合には、課税範囲が増えますのでむしろ損は大きくなることになります。
そのために20年運用できる「つみたてNISA」がスタートしたといえます。通常のNISAの5年では損をする可能性が高まりますが、20年なら元本割れというのはかなりの確率で減ります。
長期投資の有用性については、金融庁のパンフレットにもその旨記載があります。参考にしてください。
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html
「つみたてNISA」を使って、低コストの投資信託を20年にわたって積立していれば、資本主義の仕組みからするとプラスになると私は思います。
ポイントは「続けられるか」でしょうか。
プラスになるかどうか、はじめる前は疑心暗鬼になる気持ちはよくわかりますので、少額からはじめてみるのが一番からしれません。
はじめないよりは、はじめたほうがはるかに人生にプラスになると思いますよ。
参考になれば幸いです。
なるたく
by loloinvestors 2018年1月13日 9:31 PM
なるたくさま
初対面にもかかわらず、丁寧なお返事、本当にありがとうございます。
教えていただいた楽天証券の図を見てて思いましたが、私、普通分配金=値上がり益 だと思っていました。
あと、投資信託って口数で運用するんですね。預け入れたお金をそのまま運用するのかと思っていました。
私が考えていたのが、例えば、
投資信託Aに1万円振り込みました
→1年後に10,300円になりました。(300円が配当金=値上がり益=運用益)
→300円に20.315%課税(300×20.315%=約60円)されて、10,240円になりました。
→次の日全部売却しました。240円(10,240円-10,000円)に20.315%課税(240×20.315%=約49円)されて、10,191円になりました。
→二重課税だ!
ではなくて、
1万口1万円の投資信託Aに1万円(1万口)振り込みました
→1年後に1万口=10,300円になりました。(300円が値上がり益)また、普通分配金が100円つきました。
→100円に20.315%課税(100×20.315%=約20円)80円分配されました。
→次の日全部売却しました。1万口当たりの差額300円に20.315%課税(300×20.315%=約60円)されて、10,240円になりました。(分配金が再投資されていなかったら手元に10,320円が残る。)
→二重課税じゃない!
こういうことでいいのでしょうか?(間違っていたら教えてください。)
・・・書き進めていくうちに、自分の無知さ加減が情けなくなってきました。もっと勉強して質問すればよかったです。
とりあえず、習うより慣れろで、eMaxis slim8均等バランス型に投資してみようと思います。
最後になりましたが、なるたくさんのブログ、少しずつ過去の記事にさかのぼりながら楽しく読ませていただいています。なるたくさんのお人柄がにじみ出ていて素敵ですね。
by きみ 2018年1月13日 11:45 PM
なるたくさま
丁寧にご返事ありがとうございます。
教えていただいた楽天証券のHPの図を見て分かりましたが、私、普通分配金=値上がり益 だと思っていました。普通分配金と値上がり益は別なのですね。(違っています?)
あと、投資信託って1口何円、という風に口数で運用されるのですね。
毎年1年ごとに、利益分全額の20%が税金として引かれ、売却したらさらに利益全額の20%が引かれるのなら二重課税だ、と思っていました。
10,000円投資した
→つぎの年10,300円になった。
→税金で(10,300円-10,000円)×20.315%=約61円が運用益として引かれて10,239円になった。
→もしつぎの日売却したら(10,239円-10,000円)×20.315%=約49円が売却益として引かれて10,190円になる。
こうではなくて、
10,000円を1口1円で投資した(1万口1円)
→つぎの年10,300円になった。(1万口10,300円になった)
普通分配金も別に100円ついた。
→税金で100円×20.315%=約20円が運用益として引かれて80円が分配された。
→もしつぎの日売却したら(10,300円-10,000円)×20.315%=約61円が売却益として引かれて10,239円になる。
→手元にのこるのは80円と10,239円(普通分配金を再投資しない場合)
こういうことでしょうか?
by きみ 2018年1月14日 5:45 AM
返信失敗したと思って2度書いてしましました。ごめんなさい。
by きみ 2018年1月14日 5:48 AM
きみさん
>普通分配金と値上がり益は別なのですね。
そうです。別になります。
文面を読むと、分配金の理解がポイントのようですね。
>つぎの年10,300円になった。(1万口10,300円になった)
>普通分配金も別に100円ついた。
この部分で誤解があるのかもしれませんが、普通分配金も特別分配金も、分配金がでてくるのは投資信託の資産からです。ですので、分配金がでると基準価格は低くなります。「普通分配金も別についた」というより、投資信託の資産から分配された、というのが分配金です。
分配金の基本を下記のサイトで理解されるといいかもしれません。
http://www.jsda.or.jp/sonaeru/risk/bunpai/index.html
ご質問を読んで思ったのは、分配金については「分配金はないほうが資産形成には有利」ということだけを理解すれば十分だと思います。
今、分配金のある投資信託を買わないことが重要です。
「eMaxis slim8均等」いいと思います。習うより慣れろ、で少額から積立してみてください。
文面のお人柄がどうなっているかが気になるところですが(笑)、コツコツやっていきましょう。
なるたく
by loloinvestors 2018年1月14日 9:47 AM