2021/08/13
子育てをしている親にとって家庭での教育は気になるところです。
『「学力」の経済学』を読みました。
これまでの子どもの教育の常識を覆す一冊になっています。
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学力の経済学
ご褒美で釣っても「よい」、ほめ育てはしては「いけない」、ゲームをしても「暴力的にはならない」…これまでの子どもの教育の常識を覆す一冊です。
書店で平積みになっているので、前から気になっていました。
参考になるエピソードがいくつもありました。
たとえば、「ご褒美」をえさにして子どもを勉強させるのはよくない…というのが多くの人の常識かもしれません。
ですが、この本では「ご褒美」の設計を正しく行えば、「一生懸命勉強するのが楽しい」という気持ちを失わせることなく、かつ貯蓄することの大切さを学ばせつつ、学力を向上させることができるといいます。
ただ、方法が重要です。
アウトプットにご褒美を与えるべきなのでしょうか、それともインプットにご褒美を与えるべきなのでしょうか。
そのあたりが統計に基づいて実証的に書かれています。
お子さんをもつ親御さんは、一読しておいて損はない一冊だと思います。