2021/08/13
読者の方からお便りをいただきました。
日頃、どなたかに読んでもらうつもりで書いていますが、お便りをもらうと「読んでもらっている」という実感があります。
ブログの転載についてご本人の許可がもらえましたので「お便りのコーナー」として紹介したいと思います。
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投資生活のスタートについて
はっすーさんからいただきました。
『なるたくさん初めまして。私は投資生活を始めようかと考えている20代の女性です。
先日、本屋さんで横山さん著の3000円投資生活を読んで、投資について調べていたらなるたくさんのブログに辿り着き読ませて頂きました。
私はまだ独身です。福祉系の仕事をしているのであまりお給料が貰えていません。今後のことを考えて貯蓄をしたいと思っていますが、なかなか難しい現状です。
3000円からでも毎月積立投資をして、上がり下がりはあまり気にせず少しでもお金を貯めることができたらと考えています。
これから勉強していくつもりではいますが、投資の知識がほとんどない私のような者が安易に投資を始めて大丈夫でしょうか?何かアドバイス頂けたら幸いです。』
20代でお金のことを考えるのは素晴らしい
お便りありがとうございます。
若いうちからお金のことに関心を持っていて素晴らしいですね。私の場合、20代のときはお金のことはほとんど考えていませんでしたので、本当に素晴らしいと思います。
20代独身で貯蓄はなかなか難しい…ということで、詳しいことがわからないので一般論でしかいえませんが、まずは毎月少額の貯蓄ができるよう、家計管理を考えてみるといいかもしれません。
固定費を見直してみると、意外と改善点があったりします。貯金のコツは少額でもいいので、「強制的に天引き」にしてしまうことだと思います。
投資にも慣れが必要
ご質問は、「投資を始めても大丈夫でしょうか?」ということですね。
たとえ話になりますが、水泳でもスキーでもジェットコースターでも、何かをはじめて経験するときは少し怖かったですよね。
たとえば水泳なら、水面器で水に慣れる練習をしたり、顔を水面に顔をつけ、目を開いてみる練習をしたりします。やってみてはじめて「こういうものなのか」というのがわかったと思います。
積立投資も同じです。
自分の経験から言えることは、大丈夫かどうかはやってみてわかります。「百聞は一見にしかず」です。「しばらく使わないお金」で少額からやってみると、いろんなことが理解できると思います。
「上がり下がりをあまり気にせず」というところが、ここが経験してはじめてわかるかもしれませんね。
興味があるなら、積立投資をごく少額からはじめてみるといいと思います。生活防衛資金を準備して、そのうえで投資にまわさないお金(無リスク資産)をたくさん用意しておけば、「上がり下がり」はあまり気にならなくなると思います。
学んでいくと怖さが減っていく
「投資の知識がほとんどない」とありますが、最初は誰でも同じだと思います。私もそうでした。本を読んだり、経験しながら学んでいくといいと思います。
積立投資の入門になるお気に入りの一冊をみつけて、まずは少額からスタートしてみることです。
それから少しずつ違う本も読んでみるといいでしょう。理解していないことが怖さにつながります。理解していくとだんだんと怖さが減っていくと思います。
もちろん、投資ですのでやり方次第では損をする場合もあるかもしれませんが、私はやってみて、投資は自分を成長させる経験にもなると思いました。
始めるタイミングも自分で決められます。自分が挑戦してみたいと思うときが、はじめるタイミングかもしれませんね。
貯蓄と投資、はじめの一歩を踏み出せるといいですね。
かつて自分が通った道
かつて自分が通った道ですので、気持ちがよくわかります。
新しいことをはじめるとき、ドキドキワクワクしますよね。なんだか逆にうらやましいです。
同じような気持ちで、投資生活のスタートに躊躇している人もいるかもしれません。
投資について学びつつ、自分のタイミングではじめの一歩を踏み出してみてください。
ということで、今日はこのへんで。