2021/08/13
カン・チュンドさんが「投資のやり方メモ」をつくることを推奨されています。
これは、資産形成を同じスタンスで長く続けるためです。具体的なところまで書かれていて勉強になります。
自分の運用方針を、この「投資のやり方メモ」で整理してみました。
sponsored link
目次をタップすると見出しにとびます
「投資のやり方メモ」の作り方
カン・チュンドさんは、このメモの内容を次の3つで整理しています。
1.投資の「時間軸」
→結局のところ、「いつ」のための投資なのか?
2.投資に回すお金の「量」
→毎月のお金のなかで、どのくらいの割合、投資に回すのか?
3.投資で経験する「波の大きさ」
→資産配分の骨格を決めて、どれくらいのリスクを想定するか?
この3つです。
運用指針を作ることで、自分の方針をはっきりさせます。B5程度のかんたんなメモで整理することを推奨されています。
詳しいやり方はカン・チュンドさんのブログでぜひ確認してください。
「投資のやり方メモ」を作ってみた
自分も「投資のやり方メモ」を作ってみました。
これまで無意識でやっている部分もあって、文字として整理しようとしたら案外苦労しました。
みなさんに自分の現状を知ってもらう目的もあり、やや詳しく整理しています。
現状はこんな「投資のやり方メモ」になっています。
1.投資の「時間軸」
- 特定口座は、原則として60歳以降のための資産形成とする。
- NISA口座は、投資の本体ではなく「おやつ」と位置づける。運用期間が限られているため、利益が生じた場合には利益確定も考える。
- 最終目標は一生投資を続けること!
2.投資に回すお金の「量」
- 安全資産(生活防衛資金と預貯金)と投資にまわすお金の2つに分ける。
- 生活防衛資金は生活費2年分を確保する(楽天銀行で管理)。
- 毎月の収入の1/4を積立資金として投資(リスク資産)にまわす。楽天証券の設定で自動で毎月積立するようにしておく。
- ボーナスなどの臨時収入については、その1/4程度を投資(リスク資産)にまわす。
- 安全資産(生活防衛資金と預貯金)と投資にまわすお金(日本債券クラスを含む)の比率の理想は5:5とする。臨時収入が入ったときなどに大きな割合で把握しておく。
3.投資で経験する「波の大きさ」
- 資産のアセットアロケーションの目標値は下記のとおりとする。
日本株式10%
先進国株式40%
新興国株式20%
先進国債券10%
日本債券20%
- ※計算上は、期待リターン4.88%、最大損失は年24%程度。だが、30%を超える想定外の大きなマイナスも事前に想定して覚悟しておく。
- iDeCoとつみたてNISAは、アセットアロケーションの一部として把握して、期待リターンの高い資産クラスを配置する。
B5をオーバーしそうな内容になってしまいましたが、現状はだいたいこんな感じになります。
自分にあったリスクをとる
自分の投資方針を文字にしてみましたが、改めて思うのは、やはり自分は保守的だということです。
波が大きくなりすぎるのは怖いと思うので、控えめな資産配分にしています。投資にまわさない安全資産も確保しています。
インデックス投資ブロガーのみなさんは、私よりリスクをとっている人も多いように思います。リスクがとれてうらやましいとも思いますが、どんな波に乗り続けられるかは人それぞれです。
単純に真似をするのではなく、自分にあったリスクをとるのがいいと思います。
これから投資をはじめる方も、ぜひ「投資のやり方メモ」を作ってみてください。
長期投資では大きな波を想定することが重要です。
事前にリスクを想定しておくことが積立投資を成功させる第一歩だと思います。
以上、自分の運用方針。カン・チュンドさん推奨の「投資のやり方メモ」で整理してみました…という話題でした。