2021/08/13
「日経マネー 2016年 6月号」の巻頭インタビューは、『敗者のゲーム〈原著第6版〉』の著者であるチャールズ・エリス氏です。
日経マネーさんは、先月のバートン・マルキール教授のインタビューに引き続き、インデックス投資の大家のインタビューを特集してくれました。
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チャールズ・エリス氏とは
チャールズ・エリス氏は、世界中で読み継がれている『敗者のゲーム〈原著第6版〉』の著者です。同書はインデックス投資をしていれば必ず名前を聞く代表的な一冊です。
同書では、投資において勝つために最も簡単な方法は、インデックスファンドを活用する方法だと述べています。
私も読んで勉強しましたが、非常に参考になります。インデックス投資に興味がある方なら読んでおいて損はない一冊です。
投資家を勇気づけるインタビュー
インタビューでは、不安定な状況下でどのように投資に望むべきかを語っています。
短い特集ですが、投資家目線のインタビューで、読んでいて参考になります。そして、心に響いたのがこの一文です。
インデックス型の投資信託に投資していれば、個々の企業の動きに動揺することはないし、株価の値動きに一喜一憂することもない。実際、市場が悪く見えるほど、真摯な投資家にとっては良い投資の機会になる。実行するためには短期的な勇気が求められるが、市況が悪くても定期的に投資を継続することは、長期的には最良の方法である。
たった数行で、インデックス投資の全てを語ってくれています。投資家を勇気づける内容になっていて、何度か読み返すことでさらに心に響いてきます。
相場が悪くなったときに改めて見返したい一文です。
市場が悪く見えるときも定期的に投資する
チャールズ・エリス氏が語ってくれているポイントのひとつは、市場が悪いときも投資を続けるということです。
そのためには、インデックスファンドを毎月定期的に積立していくことが最良の方法です。
投資の基本をよく理解しておきたいですね。
以上、チャールズ・エリス氏が語る、運用難時代を勝ち抜く投資の極意…という話題でした。