2020/03/16

「おつり」でコツコツ投資ができるそうです。
ウェルスナビ×SBIホールディングスの共同開発で、2017年春から住信SBIネット銀行の利用者向けにサービス開始予定というニュースです。
素直におもしろいと思いました。
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「おつり」でコツコツ投資
ベンチャー企業ウェルスナビとSBIホールディングスが投資の経験が少ない若者向けにスマートフォンアプリを使った日本初のサービスを始めるそうです。
スマホアプリで、「おつり」を株式などに投資できる仕組みです。
フィンテック関連のベンチャー企業ウェルスナビとSBIホールディングスが投資の経験が少ない若者向けにスマートフォンアプリを使った日本初のサービスを始めます。ウェルスナビが開発中のアプリは、おつりが自動的に貯蓄から投資に回る仕組みです。クレジットカードや電子マネーで買い物をしたときに出る「おつり」にあたる少額のお金を株式や債券に投資します。最少で500円ほどおつりがたまったら、分割した株式などに投資できるようにします。来年の春から住信SBIネット銀行の利用者向けにサービスを開始する予定です。
「お釣り」でコツコツ投資(WBS)
「おつり」が投資になるという革命
このニュースを聞いたときに、おもしろいサービスになると思いました。
投資と聞くと多くの人が、ある程度のお金の余裕がないとはじめられず、手数料も高くつくと思っているところです。
この「お釣り」をアプリで投資できるとなれば、「投資にはまとまったお金が必要」という固定観念はなくなります。
現在でもSBI証券なら500円からコツコツ投資ができますが、それがもっと少額で、しかもアプリでできれば、かなり手軽です。
投資に対するハードルが下がれば、多くの人にとって投資という行為が身近になります。大げさかもしれませんが、これでひとつの革命が起こると思います。
ブタの貯金箱の延長に「インデックス投資」がある
このニュースを聞いたときに思ったことは、やっていることは「ブタの貯金箱」におつりを貯金する感覚です。
その金額が大きくなれば「インデックス投資」になります。ニュースを聞いた思ったことはこんなことでした。
「お釣り」でコツコツ投資はおもしろい発想。コツコツ投資ってじつは「ぶたの貯金箱」に近いのかも。毎月コツコツで、あせらず時間をかけるとお金が貯まって、リターンもあるかも、という投資。 https://t.co/x0bGOcxEeF
— なるたく(loloinvestors) (@loloinvestors) 2016年10月13日
そしてこんなことも思いました。
ブタの貯金箱の中が世界とつながっていて、世界に自分のお金が投資される夢の道具がインデックス投資。でも途中であせって貯金箱を割ってしまうジャイアンにはリターンがないという。ドラえもんのひみつ道具みたい。
— なるたく(loloinvestors) (@loloinvestors) 2016年10月13日
「ブタの貯金箱」の延長に積立投資があります。それがこのブログで取り扱っているインデックスファンドを毎月積立する投資法です。
新しい時代の扉を開く
インデックスファンドを使ったコツコツ投資のメリットのひとつは少額からできることです。
ブタの貯金箱の感覚で投資に慣れて、そのまま金額を増やせば本物の「資産形成」になります。
ドラえもんのひみつ道具のように便利なインデックス投資が「おつり」でできるサービス、新しい時代の扉を開くと思うのですが、気のせいでしょうかね。
アイディアひとつのサービスですが、投資のイメージを刷新するインパクトがあると思います。
以上、「おつり」でコツコツ投資が新しい時代の扉を開く…というお話でした。