2020/03/16

野村総合研究所が、個人型確定拠出年金の新たな対象者がどれくらい加入するか試算したそうです。
2016年6月22日の日経新聞に記事になっていました。
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試算では941万人が加入希望
野村総合研究所の試算では、個人型確定拠出年金の法改正により、新たに対象となる公務員や主婦など941万人が加入を希望すると試算しています。
どうやって試算したかというと、インターネットでアンケートをとり、その結果から公務員では対象者のうち25%、会社員は21%、専業主婦は13%が個人型DCへの加入を希望すると試算したそうです。そこから、それぞれの対象者数から新規利用者の見込みを導いたといいます。
個人型確定拠出年金の対象者は、来年から企業年金のある会社員や公務員、主婦など約2600万人が新たに対象となります。
この試算だと、新たな対象者のうち約36%が加入する計算になります。
そんなに加入する…!?
941万人も個人型確定拠出年金に新たに加入するとなると、来年の1月は一大行事になります。野村総合研究所の試算通りになれば、すごいイベントになると思います。
記事では、個人型確定拠出年金の手続きが煩雑だと、加入者数が伸び悩む可能性もあるとしていますが、そんなに個人型確定拠出年金に加入するのでしょうか。
イギリスのEU離脱をきっかけに相場は荒れ気味です。投資に臆病になっている人も多いかもしれません。加入者数は、今後の相場の推移と、政府がどれくらい本気で宣伝するかにかかっているかもしれません。
個人型確定拠出年金は利用したほうがいい
将来のための資金として、年金だけでは必ずしも十分ではありません。今後は個人も努力することが求められています。
政府が個人型確定拠出年金で節税メリットなどを付与してくれますので、利用しない手はないと思います。
私も個人型確定拠出年金に加入する予定です。今から少しずつ準備をしていきたいと思います。