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ロボアドバイザー「WealthNavi」の急成長の秘密を、垣間見る。

time 2017/05/10

ロボアドバイザー「WealthNavi」の急成長の秘密を、垣間見る。

今日こんなツイートが目に入りました。

ロボアドバイザーの「WealthNavi」です。

「シャッフルランチ」で社員の交流を図るという記事です。

急成長の秘密を、垣間見た気がしました。

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急成長の「WealthNavi」

ロボアドバイザーの「WealthNavi」は、2017年4月28日時点で、預かり資産残高が100億円、申込件数が1万8000口座に到達したそうです。正式リリースから9ヶ月での達成だそうです。

すごいですね。SBI証券とも業務提携して、ロボアドバイザーのなかでは急成長しています。

この記事で知ったのですが、「WealthNavi」はランチに食費補助をするそうです。

「シャッフルランチ」とは、社内の交流促進のため、異なるチームのメンバー4人以上が揃ってランチに行くと、1人あたり1,500円までの食費補助が受けられるという制度です。

ウェルスナビってどんな会社?シャッフルランチでぶっちゃけトークしてみた。

おもしろいですね。こんな企業だとはじめて知りました。

柴山CEOの経歴もおもしろい

こんな仕組みを導入する方はどんな人だろうと思って検索してみたら、柴山和久CEOは、なかなか異色の経歴です。

東京大学法学部から財務省、マッキンゼーを経て、WealthNaviを起業しています。ニューヨーク州の弁護士資格も持っています。

ウェルスナビ CEO 柴山和久氏プロフィール

2000年に東大法学部を卒業後、財務省に9年間勤務。ハーバード大学にて金融取引法を学んだ後、日英の財務省で予算、税制、国際交渉に参画。INSEADで金融工学を学んだ後、2010年にマッキンゼーに入社。

ウォール街に本拠地を置く機関投資家に対する10兆円規模のリスク管理・資産運用プロジェクトに携わる。資産運用プロセス・ガバナンスの見直しやリスク管理に基づく戦略的資産配分(SAA)の 策定を実施。

2015年3月に退社し、TECH::CAMP第6期に入学。わずか5週間でサービス開発。卒業直後に、次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にウェルスナビを創業。ニューヨーク州弁護士登録。

なるほど、ロボアドバイザーで急成長している会社は、こんな方が牽引しているのですね。

犬がうらやましい

柴山CEOのインタビューもネット上にあって、それも魅力的なエピソードです。

たとえば、こんなインタビューがあります。

—実績とMBAをもって、マッキンゼーに入られたのですね。

いえ、正直、拾ってもらったんです。20社くらいに応募したんですけど、よい手ごたえがなくて・・・。面接にすらたどり着けないケースが大半でした。公務員10年にMBAだと即戦力にならない、と判断されたのかもしれません。

書類選考や面接で落ち続けると、自分は世の中で必要とされていないのではないか、と感じるようになってきます。卒業後、3カ月経っても仕事がなく、財布を別々にしているアメリカ人の妻と合わせても預金残高が10万円を切るところまで減りました。

スタバの一杯のドリップコーヒーも二人でシェアしていました。ドリップコーヒーだと100円でおかわりできるので、午前中に一杯、午後にもう一杯。そうしていると、目の前にベビーカーに乗ってマンゴー・フラペチーノを食べさせてもらっている犬がいて、飼い主の老婦人から大切にされていて、「あぁ、うらやましいな」と思いました。

財務省、マッキンゼーを経て起業 千差万別の金銭感覚からわかったこと

犬がうらやましい…なかなか言えないエピソードです。

そしてそんな生活から、マッキンゼーで優雅なビジネスシーンを経験しましたが、そんな生活も虚しくなったといいます。

ホテルも最上級会員になって、カナダ人の専属コンシェルジュがつき、名前を名乗るだけで世界中どこでも、ライバルブランドのホテルすら予約してくれます。プライベートの旅行でも、スイートルームにアップグレードしてくれます。しかし、そういうことが当たりまえのようになってくると、だんだん、虚しくなってくるんです。うまく言葉にできないのですが、何かがひどく間違っているような気がしてきて。

財務省、マッキンゼーを経て起業 千差万別の金銭感覚からわかったこと

そして、マッキンゼーでのキャリアを捨てて、「WealthNavi」を起業したということになります。

なぜロボアドバイザーなのか

柴山CEOは、自分でプログラムを組んで、ベンチャーキャピタルの方に見てもらうことで、資金調達を行ったそうです。それが現在の急成長につながっています。

なぜロボアドバイザーで起業なのでしょうか。

インタビュー記事では、富裕層向けの資産運用サービスを誰でも使えるようにしたいと柴山さんは語っています。

—マッキンゼーで、ウォール街の機関投資家に向けた10兆円規模のリスク管理とアルゴリズムに基づく資産運用に携わっていた際に起業を決断されたと伺いました。きっかけは何だったのでしょうか。

大規模な資産運用は、数式をベースに行われています。しかしそうであれば、10兆円規模でも10億円規模でも10万円規模でも変わらないはずです。なぜ、こういったアルゴリズムに基づく資産運用サービスが富裕層だけに限定されているのだろうかと、マッキンゼーで業務を行ううちに疑問を持つようになりました。富裕層向けの金融サービスを誰でも使えるようにしたいという考えが、起業の”縦糸”としてあります。

“金融の民主化” – ロボアドバイザーのウェルスナビが目指すFinTechサービス

そして、アメリカ人の義理の母のエピソードも印象的です。

—では、”横糸”となるものは何でしょうか。

アメリカ人の義理の母から「自分の資産がきちんと運用されているのか確認して欲しい」と相談を受けた際、その資産の額に驚きました。私の両親と義理の両親を比べると、同じような年齢・学歴・経歴なのにも関わらず、金融資産に10倍くらいの差があったんです。

義理の両親が勤めていた大企業には、若手社員のころから完全にお任せで資産運用ができる福利厚生制度があったようです。現在のウェルスナビのようなサービスを、長い間受けていたということになります。「私の両親が若いころに、日本でもこういった誰でも使えるサービスがあれば良かったのに」という”横糸”の思いと、”縦糸”の思いが合わさったことで、起業に至りました。

“金融の民主化” – ロボアドバイザーのウェルスナビが目指すFinTechサービス

マッキンゼーで経験したアメリカの富裕層向けの資産運用サービスを、日本向けにアレンジしたうえで、誰でも使えるようにしたい…そういう思いから起業にいたったということです。

なるほど、急成長の秘密をいろいろと垣間見た気がしました。

「WealthNavi」の評判

ロボアドバイザーサービスは昨年からようやく本格化したサービスです。

今日の「シャッフルランチ」の記事で、「WealthNavi」はおもしろい会社なんだなと知りました。

会社の過半数がエンジニアだそうです。「モノづくりのできる金融機関」という立ち位置も興味深いです。

「WealthNavi」は、2017年4月28日時点で、預かり資産残高が100億円、申込件数が1万8000口座に到達しました。今、最も資産を集めて注目されているロボアドバイザーです。

また、WelthNaviはSBI証券と業務提携しています。SBI証券が運営するWealthNavi for SBI証券というサービスもあります。ネット証券最大手のSBI証券との連携で安心感があります。SBIグループが認めたロボアドバイザーです。

ロボアドバイザーのアルゴリズムについてもホームページで公開して、透明性を確保しています。働いている人も楽しそうです。

資産運用の世界も、こうした会社が少しずつ変えていくのかもしれませんね。

以上、ロボアドバイザー「WealthNavi」の急成長の秘密を、垣間見る…という話題でした。

 

参考リンク:

日経マネーでバートン・マルキール教授がロボアドバイザーの未来を語っています。ロボアドバイザーの役割をイメージする際の、参考にしてください。

 

ロボアドバイザーを利用する場合でも、資産を増やすためには「時間」が必要なことを理解しておく必要があります。ロボアドバイザーで資産形成するために必要な点です。

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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