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SBI証券のポイントサービスがリニューアル。楽天証券とどちらがお得?

time 更新日:  time 公開日:2017/01/21
SBI証券のポイントサービスがリニューアル。楽天証券とどちらがお得?

積立投資をしていて嬉しいことのひとつは、投資信託の保有でつくポイントサービスです。

一部の低コスト投信については、これまでは楽天証券のみがポイントを付与しており、SBI証券はポイント対象外にしていました。

それが今回、SBI証券が2017年2月1日からポイントサービスをリニューアルして、低コスト投信についてもポイントサービスの対象にすると発表しました。

これから証券会社を選ぶ人にとってどのような違いがあるでしょうか。確認してみたいと思います。

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SBI証券の投信マイレージサービスリニューアル

新しいSBI証券の投信マイレージサービスは次のようになります。

原則すべての銘柄が投信マイレージの対象に

今回のリニューアルにより、低コスト投信がポイントサービスの対象になります。

これまで、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」、「iFree 8資産バランス」、「たわらノーロード 先進国株式」などの低コストのインデックスファンドは、 SBI証券では投信マイレージの対象外でした。

それがこのリニューアルでポイントの対象になります。これはSBI証券の利用者にとって嬉しい動きです。

新たに対象となったファンドについては、月間平均保有額に関わらず0.05%のポイントが付与されます。

新たなマイレージ対象銘柄も、月間平均保有額の判定対象に

新たなマイレージ対象銘柄についても、月間平均保有額の判定対象に加わります。

少しややこしい話なのですが、SBI証券では、投信の月間平均保有額が1,000万円以上になると、ポイント付与率が通常の0.1%から2倍(0.2%)になるサービスがあります。

従来からの対象銘柄については、月間平均保有額が1,000万円以上になると、これまで通りポイント付与率が2倍(0.2%)になります。

注意が必要なのは、月間平均保有額が1000万円以上になった場合の低コスト投信のポイント付与率です。

新たに投信マイレージサービスの対象となる低コスト投信のポイント付与率は、月間平均保有額が1000万円以上になった場合でも0.05%のままです。もっとも、新たなマイレージ対象銘柄についても月間平均保有額の判定対象に加わります。

 嬉しいリニューアル

今回のリニューアルは積立投資をする人にとって嬉しい動きです。

これで楽天証券と同様に、SBI証券でも低コスト投信にポイントがつくようになりました。楽天証券を意識したリニューアルということもできます。

これから積立投資にはじめる人はどうしたらいいか

これから積立投資をはじめたいと思っている方もいるかもしれません。どうするのがいいのでしょうか。

私なら次のように考えます。

ポイント付与率に関係なく低コスト投信を選ぶ

SBI証券の場合、投資信託によってポイント付与率が変わってきます。

これから積立投資をはじめるのであれば、ポイント付与率を気にして相対的に高い信託報酬の投資信託を選ぶよりも、ポイント付与率が0.05%の低コスト投信を選ぶといいと思います。

信託報酬のコストは長期の資産形成で大きく影響しますし、証券会社のポイント制度が改変される可能性もあるからです。

次の44本がポイントサービスの対象になります。詳細はリンク先をみてください。

「たわらノーロード」シリーズ、「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>」シリーズ、「iFree」シリーズ、「EXE-i」シリーズなどの主要なインデックスファンドがポイントサービスの対象になります。

今回新たに対象になった投資信託の一覧は、ある意味で低コストで良心的な投資信託だということもできます。

どの投資信託を選んだらいいかわからない…という方は、この44本ファンドから投資信託を選んで、分散投資をするのがシンプルです。

ちなみに、楽天証券ならどの投資信託でもポイント付与率は同じです。楽天証券でも、投資信託選びに迷うなら、上記のファンドをポートフォリオのコアにするのがいいと思います。

SBI証券と楽天証券のどちらがお得?

これらの低コスト投信にもポイントを付与するのは、SBI証券と楽天証券の2社です。

低コスト投信のポイント付与率は次の通りです。

  • SBI証券 0.05%
  • 楽天証券 0.048%

SBI証券なら残高100万円で年間500円分、楽天証券なら残高100万円で年間480円分のポイント付与ということになります。

ささやかなようですが、残高が積み上がればバカにならない金額になります。現時点では、SBI証券のほうが少しだけ還元率がいいですね。

これから証券会社を選ぶ方は、ホームページの使い勝手も確認して、証券会社を選ぶといいと思います。

マネックス証券やカブドットコム証券は、上記の低コスト投信についてはポイント対象外です。最近、動きの少ない2社にも頑張ってほしいと思います。

低コスト投信で便利な時代に

低コストのインデックスファンドが揃い、今回のSBI証券の対応でポイントを付与する証券会社の選択肢が増えました。

積立投資をはじめるには本当にいい環境になったと思います。

資産形成に興味がある方は、最初の一歩が踏み出せるといいですね。

以上、SBI証券のポイントサービスがリニューアル。楽天証券とどちらがお得?…という話題でした。

 

参考リンク:

低コストの投資信託、どこでも買えると思っていませんか。じつは低コストの投資信託が買える証券会社は限られています。こちらの記事を参考にしてください。

 

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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