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SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)新商品を比較!2017年1月版

time 2016/05/11

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)新商品を比較!2017年1月版

SBI証券は個人型確定拠出年金(iDeCo)の大幅にサービス拡充しました。

2017年からは、公務員や専業主婦なども新たにiDeCoに加入することができます。

SBI証券でiDeCoをはじめるとしたら、どのような投資信託を選べばいいのでしょうか。新しい投資信託を中心に、どの投資信託がいいのか比較してみたいと思います。

【2017年1月1日に最新情報を反映しました。】

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SBI証券が新たな投資信託を追加

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)は次々に投資信託を追加しています。

2016年4月22日に低コストのインデックスファンドなど計20本の商品を追加しました。その後、2016年9月23日に4本、2016年10月5日に3本、2016年11月29日に6本の投資信託の追加を発表しました。

プレスリリース等は下記のとおりです。

おすすめの投資信託とその選び方

4回の発表で追加された新商品33本について、資産クラス別に信託報酬(税込)、純資産(いずれも2016年11月29日時点)をまとめてみました。

従来の商品とあわせて、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)の取り扱い商品は62本(投信59本)になります。

投資信託を選ぶ際のポイントはつぎの3つです。

信託報酬が低いか

長期運用では信託報酬の低い商品のほうがリターンが期待できるというのが、積立投資の基本になります。

低コストの投資信託がどれなのかを見極めたいところです。

純資産があるか

また投資信託を選ぶ際に確認したいのは、純資産があるかという点です。そこで各ファンドの純資産を掲載しました。

純資産の数字はあくまで2016年11月29日時点でのスナップショットにすぎませんが、参考にするひとつの目安になります。

安定的な資産運用が期待できるか

最後は安定的な資産運用が期待できるかです。

各ファンドにはそれぞれの投資信託のホームページをリンクしてあります。興味をもった商品があれば、その詳細をリンク先で確認してみてください。

実質的な信託報酬、投資の方針、純資産の推移などを目論見書や報告書で確認するといいと思います。

では、各資産クラス別に新しい商品をチェックしていきたいと思います。

日本株式クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS三井住友アセットマネジメント0.2052%29.54億円
DCニッセイ日経225インデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.2052%0.35億円
ニッセイ日経225インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.27%1132.28億円
野村DC・JPX日経400ファンド野村アセットマネジメント0.27%0.74億円
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>SBIアセットマネジメント1.62%1.43億円

TOPIX最安の「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」

9月23日に追加が発表された「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」は、TOPIX(東証株価指数、配当込み)と連動するインデックスファンドです。最低コストクラスのインデックスファンドになります。

日経225 最安の「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」

そして、10月5日には日経平均株価指数をベンチマークとする「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」が追加されました。確定拠出年金で採用されている同ベンチマークのファンドの中で最低水準になっています。

この追加により、資産額1000億円を超える人気の投資信託「ニッセイ日経225インデックスファンド」が最安ではなくなりました。

野村DC・JPX日経400ファンド(2015年4月運用開始)とSBI中小型割安成長株ファンド(2016年4月運用開始)は、いずれも運用しはじめたばかりの投資信託になります。

海外株式クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
DCニッセイ外国株式インデックスニッセイアセットマネジメント0.2268%18.50億円
iFree NYダウ・インデックス大和証券投資信託委託0.243%6.67億円
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.3024%18.98億円
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.594%84.43億円
ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド(確定拠出年金向け)ラッセル・インベストメント1.458%33.90億円
キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)キャピタル・インターナショナル1.5406%0.32億円

一番の注目は「DCニッセイ外国株式インデックス」

SBI証券の新商品のなかで一番の注目は、「DCニッセイ外国株式インデックス」です。先進国株式クラスで信託報酬0.2268%は先進国株式クラスでは最低コストの商品の1つです。一般向けのDIAMのたわらノーロードシリーズよりもさらに低コストになっています。

「DCニッセイ外国株式インデックス」の純資産は、2016年5月11日の段階では2.5億円でしたが、それから3ヶ月後の同年8月15日には9.19億円、10月5日は13.24億円となっています。約半年で10億円以上の資産を集めて順調に推移しています。

先進国株式クラスでは、為替ヘッジありも選択肢に入りました。

10月5日に発表された「iFree NYダウ・インデックス」は、NYダウに連動するインデックスファンドであり、確定拠出年金では業界初のファンドになります。

新興国株式は従来ファンドも低コスト

新興国株式クラスは、「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」(信託報酬0.594%)が低コストになっています。なお、従来からある「EXE-i 新興国株式ファンド」(信託報酬0.3904%)も低コストになっています。

国内債券クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金)三菱UFJ国際投信0.1296%147.27億円

国内債券クラスも低コストに

国内債券クラスにも低コスト商品が登場しました。

低コストなのはいいところですが、個人型確定拠出年金は非課税口座です。ある程度のリスクをとった運用が合理的かもしれません。

海外債券クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
三井住友・DC外国債券インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.2268%491.53億円
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.2808%21.83億円
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.5616%24.79億円
SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド(ベタイン)SBIボンド・インベストメント・マネジメント0.572%程度98.81億円

ヘッジありの海外債券商品登場

外国債券クラスでは、「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」(信託報酬0.2268%)が低コストのインデックスファンドです。

海外債券クラスのおもしろい商品としては、「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」があります。

為替リスクを懸念して、海外債券クラスに投資しないという方も多いところです。ヘッジありであれば、そういう方でも海外債券クラスへの投資を検討する選択肢になりえます。

「SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド」は、2016年11月29日に追加された国際債券ファンドです。日系企業が発行する外貨建て社債等に投資するファンドで、対円で為替ヘッジを行うことで為替変動リスクの低減を図ります。

国内海外REITクラス

商品名委託会社信託報酬純資産
DCニッセイJ-REITインデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.27%以内0.26億円
DCニッセイJ-REITインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.594%13.23億円
三井住友・DC外国リートインデックスファンド三井住友アセットマネジメント上限0.3024%1.58億円
野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント0.5724%80.6億円

海外REITも最低コストクラス

10月5日に発表された「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」が最低クラスのインデックスファンドになります。新商品のほうが魅力的な選択肢になります。

「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」は9月23日に発表された新規設定ファンドです。日本を除く世界各国において上場している不動産投資信託(リート)に投資し、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すものです。

これらの追加により、信託報酬がやや高めだった国内外REITクラスが穴埋めされた形になります。

バランス型・アクティブファンド

商品名委託会社信託報酬純資産
DCインデックスバランス(株式20)日興アセットマネジメント0.1836%19.52億円
DCインデックスバランス(株式40)日興アセットマネジメント0.1944%33.12億円
DCインデックスバランス(株式60)日興アセットマネジメント0.2052%41.19億円
DCインデックスバランス(株式80)日興アセットマネジメント0.216%35.26億円
野村DC運用戦略ファンド(愛称:ネクスト10)野村アセットマネジメント1.296%61.1億円
ひふみ年金レオス・キャピタルワークス0.8208%
みのりの投信(確定拠出年金専用)ポートフォリア1.674%以内
eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)三菱UFJ国際投信0.54%0.52億円
eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)三菱UFJ国際投信0.54%0.54億円
eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)三菱UFJ国際投信0.54%1.32億円
eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)三菱UFJ国際投信0.54%1.25億円
eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)三菱UFJ国際投信0.54%0.61億円

バランス型投信も低コスト

SBI証券の個人型確定拠出年金の特徴は、バランス型投信が低コストであることです。

DCインデックスバランスの各信託報酬は、0.1836%〜0.216%と低コストになっています。

従来からある「SBI資産設計オープン(資産成長型) <愛称:スゴ6>」(信託報酬0.7344%)は人気の商品ですが、これだけコストに差があることをどう考えるでしょうか。

バランス型投信でも低コストで運用ができる時代がきたのかもしれません。

「ひふみ年金」と「みのりの投信」も追加

「ひふみ年金」は、ひふみ投信のマザーファンドへ投資する新規の投資信託です。藤野英人さんをはじめとしたファンドマネージャーの顔が見える運用で人気のアクティブファンドです。

「みのりの投信(確定拠出年金専用)」も、確定拠出年金専用として、新規に設定された投資信託になります。

eMAXIS 最適化バランスが追加

2016年11月29日には「eMAXIS 最適化バランス」シリーズの5本が追加されました。

リスク許容度に応じて、目標リスク水準(標準偏差)の異なるバランス型投信です。信託報酬も年 0.54%(税込) と比較的低く設定されています。

コモディティ

商品名委託会社信託報酬純資産
三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)三菱UFJ国際投信0.972%68.52億円

純金ファンドも選択肢のひとつに

純金ファンドも選択肢に入りました。信託報酬の水準等からすると、純金ファンドとして魅力な商品というわけではなさそうですが、コモディティに投資したい人にはひとつの選択肢ができたことになります。

SBI証券なら低コストの運用商品を選択できる

4回の新商品追加で、SBI証券は全資産クラスで低コストの投資信託を揃えたことになります。個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用するにあたり、SBI証券は最もおすすめできる金融機関のひとつになりました。

「DCニッセイ外国株式インデックス」は、先進国株式クラスとしては最低レベルの信託報酬です。これを選択できるというだけでも、SBI証券を利用する価値があります。

詳細についてはリンク先で確認することができます。

9月に参入した楽天証券の発表をふまえて、SBI証券は各資産クラスについて最低コストの投資信託を揃えました。

iDeCoの金融機関としては、SBI証券と楽天証券の2社が突出しています。この2社がリードする状況はしばらく続きそうです。

以上、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)新商品を比較!…という話題でした。

 

参考リンク:

個人型確定拠出年金(iDeCo)は掛金の上限額もあるので、優先的に株式を配分するのが合理的です。いい本が出版されていますので、本で基本をおさえておくといいと思います。

 

SBI証券で本当にいいか迷う…という方は、こちらを参考にしてください。個人型確定拠出年金(iDeCo)の金融機関を比較しています。

 

各社を信託報酬で比べたい…という方はこちらを。主要6社のインデックスファンドの信託報酬を比較できます。

 

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。

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