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SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)新商品を比較!2017年5月版

time 2016/05/11

SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)新商品を比較!2017年5月版

SBI証券は個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ、個人型DC)のサービスを大幅に拡充しました。

2017年からは、公務員や専業主婦なども新たにiDeCoに加入することができます。

SBI証券でiDeCoをはじめるとしたら、どのような投資信託を選べばいいのでしょうか。新しい投資信託を中心に、資産クラス毎に投資信託を比較してみたいと思います。

【2017年5月24日に最新情報を反映しました。】

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SBI証券が新たな投資信託を追加

SBI証券のiDeCoは次々に投資信託を追加しています。

2016年4月22日に低コストのインデックスファンドなど計20本の商品を追加しました。その後に2016年9月23日に4本、同10月5日に3本、同11月29日に6本、2017年3月10日に2本、2017年5月24日に1本の投資信託を追加しています。

6回の発表で36本の投資信託が追加されたことになります。従来の商品とあわせて、SBI証券のiDeCoの取り扱い商品は66本(投信63本)になります。

プレスリリース等は下記のとおりです。

おすすめの投資信託とその選び方

追加された新商品36本について、資産クラス別に信託報酬(税込)、純資産(いずれも2017年5月20日時点)をまとめてみました。

投資信託を選ぶ際のポイントこの3点です。

信託報酬が低いか

長期運用では信託報酬の低い商品のほうがリターンが期待できるというのが、積立投資の基本になります。

低コストの投資信託がどれなのかを見極めたいところです。

純資産があるか

また投資信託を選ぶ際に確認したいのは、純資産があるかという点です。

資産が大きければ安定的な運用が期待できます。そこで、参考として各ファンドの純資産を掲載しました。

純資産の数字はあくまでその時点でのスナップショットにすぎませんが、参考にするひとつの目安になります。

安定的な資産運用が期待できるか

最後は安定的な資産運用が期待できるかです。

各ファンドにはそれぞれの投資信託のホームページをリンクしてあります。興味をもった商品があれば、その詳細をリンク先で確認してみてください。

実質的な信託報酬、投資の方針、純資産の推移などを目論見書や報告書で確認するといいと思います。

では、各資産クラス別に新しい商品をチェックしていきたいと思います。

日本株式クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS三井住友アセットマネジメント0.2052%46.48億円
DCニッセイ日経225インデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.2052%4.76億円
ニッセイ日経225インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.27%1098.62億円
野村DC・JPX日経400ファンド野村アセットマネジメント0.27%1.4億円
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>SBIアセットマネジメント1.62%5.20億円
スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンドスパークス・アセット・マネジメント1.836%11.79億円

TOPIX最安の「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」

「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」は、TOPIX(東証株価指数、配当込み)と連動するインデックスファンドです。最低コストクラスのインデックスファンドになります。

TOPIXに連動するインデックスファンドを選びたいならこれが候補になります。

日経225 最安の「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」

2016年10月5日には日経平均225をベンチマークとする「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」が追加されました。確定拠出年金で採用されている同ベンチマークのファンドの中で最低水準になっています。

この追加により、資産額1000億円を超える人気の投資信託「ニッセイ日経225インデックスファンド」が最安ではなくなりました。

低コストを優先するなら「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」が有力な選択肢でしょう。

野村DC・JPX日経400ファンド(2015年4月運用開始)とSBI中小型割安成長株ファンド(2016年4月運用開始)は、いずれも運用しはじめたばかりの投資信託になります。

海外株式クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
DCニッセイ外国株式インデックスニッセイアセットマネジメント0.2268%43.52億円
iFree NYダウ・インデックス大和証券投資信託委託0.243%19.20億円
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.3024%27.35億円
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.594%108.62億円
ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド(確定拠出年金向け)ラッセル・インベストメント1.458%33.90億円
キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)キャピタル・インターナショナル1.5406%1.2億円
朝日-朝日Nvestグローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E)朝日ライフアセットマネジメント1.944%477.18億円

一番の注目は「DCニッセイ外国株式インデックス」

SBI証券の新商品のなかで一番の注目は、「DCニッセイ外国株式インデックス」です。

先進国株式クラスで信託報酬0.2268%は最安レベルの商品です。「たわらノーロード先進国株式」よりもさらに低コストになっています。

「DCニッセイ外国株式インデックス」の純資産は、2016年5月11日の段階では2.5億円でしたが、それから3ヶ月後の同年8月15日には9.19億円、10月5日は13.24億円、2017年2月2日には26.28億円となり、資産を集めて順調に推移しています。

低コストの先進国株式クラスをポートフォリオのコアにするのがスタンダードな運用になります。

2016年10月5日に発表された「iFree NYダウ・インデックス」は、NYダウに連動するインデックスファンドです。確定拠出年金では業界初のファンドになります。低コストですので、サテライトで利用するひとつの選択肢になります。

先進国株式クラスでは、為替ヘッジありも選択肢に入りました。

新興国株式は従来ファンドも低コスト

新興国株式クラスは、「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」(信託報酬0.594%)が低コストになっています。

こちらは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動するインデックスファンドです。新興国株式クラスに投資するなら、こちらがスタンダードなインデックスファンドです。

従来からある「EXE-i 新興国株式ファンド」(信託報酬0.3904%)が低コストになっていますが、こちらは「FTSE・エマージング・インデックス(円換算ベース)」を参考指標とするファンド・オブ・ファンズです。

その特性を理解できるなら、コスト優先でこちらを選択してもいいかもしれません。

国内債券クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金)三菱UFJ国際投信0.1296%162.96億円

国内債券クラスも低コストに

国内債券クラスにも低コスト商品が登場しました。

低コストなのはいいところですが、個人型確定拠出年金は非課税口座です。ある程度のリスクをとった運用が合理的でしょう。

海外債券クラス

商品名委託会社信託報酬純資産
三井住友・DC外国債券インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.2268%519.59億円
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.2808%24.13億円
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.5616%31.84億円
SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド(ベタイン)SBIボンド・インベストメント・マネジメント0.572%程度82.39億円

ヘッジありの海外債券商品登場

外国債券クラスでは、「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」(信託報酬0.2268%)が低コストのインデックスファンドです。

海外債券クラスのおもしろい商品としては、「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」があります。

為替リスクを懸念して、海外債券クラスに投資しないという方も多いところです。ヘッジありであれば、そういう方でも海外債券クラスへの投資を検討する選択肢になりえます。

「SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド」は、2016年11月29日に追加された国際債券ファンドです。

日系企業が発行する外貨建て社債等に投資するファンドで、対円で為替ヘッジを行うことで為替変動リスクの低減を図ることを目指すファンドです。

国内海外REITクラス

商品名委託会社信託報酬純資産
DCニッセイJ-REITインデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.27%以内2.09億円
DCニッセイJ-REITインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.594%13.28億円
三井住友・DC外国リートインデックスファンド三井住友アセットマネジメント上限0.3024%5.64億円
野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント0.5724%89.8億円

海外REITも最低コストクラス

国内REITでは、2016年10月5日に発表された「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」が最安のインデックスファンドになります。新商品のほうが魅力的な選択肢です。

海外REITクラスには、「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」が2016年9月23日に設定されました。

日本を除く世界各国において上場している不動産投資信託(リート)に投資し、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すものです。

従来、SBI証券では国内外REITクラスの信託報酬がやや高めでしたが、これらのファンドの追加により国内外REITクラスが穴埋めされた形になります。

バランス型・アクティブファンド

商品名委託会社信託報酬純資産
iFree 8資産バランス大和証券投資信託委託0.2484%29.78億円
DCインデックスバランス(株式20)日興アセットマネジメント0.1836%23.21億円
DCインデックスバランス(株式40)日興アセットマネジメント0.1944%36.34億円
DCインデックスバランス(株式60)日興アセットマネジメント0.2052%45.88億円
DCインデックスバランス(株式80)日興アセットマネジメント0.216%39.56億円
野村DC運用戦略ファンド(愛称:ネクスト10)野村アセットマネジメント1.296%78.1億円
ひふみ年金レオス・キャピタルワークス0.8208%21.55億円
みのりの投信(確定拠出年金専用)ポートフォリア1.674%以内1.52億円
eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)三菱UFJ国際投信0.54%1.13億円
eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)三菱UFJ国際投信0.54%1.57億円
eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)三菱UFJ国際投信0.54%4.92億円
eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)三菱UFJ国際投信0.54%4.03億円
eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)三菱UFJ国際投信0.54%4.43億円

「これ1本でOK」の「iFree8資産バランス」登場

SBI証券の個人型確定拠出年金の特徴は、バランス型投信が低コストになっていることです。

2017年3月10日に「iFree 8資産バランス」がラインアップに追加されました。国内外の株、債券、REITなどに12.5%ずつ均等に分散投資してくれるバランス型投信です。

新興国やリートも含めた8資産に投資をして、0.2484%(税込)です。

低コストで人気の「eMAXISバランス(8資産均等型)」が信託報酬0.54%(税込)でしたが、「iFree8資産バランス」はその約半分のコストです。

「どの資産をどう選べばよいかがわからない」、「1本でいろいろな資産に投資できるものがほしい」と思っている方も多いと思います。

そんな方には、SBI証券のiDeCoで「iFree8資産バランス」1本を選択して、まずははじめてみるのは賢い選択肢のひとつです。

 

「ひふみ年金」も選択肢に

「ひふみ年金」は、「ひふみ投信」のマザーファンドへ投資する新規の投資信託です。藤野英人さんをはじめとしたファンドマネージャーの顔が見える運用で人気のアクティブファンドです。

「ひふみ年金」が用意されている点はSBI証券のメリットです。国内のアクティブファンドも、サテライトでの投資先として選択肢になります。

「ひふみ投信」を手がけるファンドマネージャーの藤野英人さんは、2017年2月16日にテレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演しました。国内の有力な投資先を自分の目と足で探している様子が描かれていました。

 

eMAXIS 最適化バランスが追加

2016年11月29日には「eMAXIS 最適化バランス」シリーズの5本が追加されました。

リスク許容度に応じて、目標リスク水準(標準偏差)の異なるバランス型投信です。信託報酬も年 0.54%(税込) と比較的低く設定されています。

コモディティ

商品名委託会社信託報酬純資産
三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)三菱UFJ国際投信0.972%87.82億円

純金ファンドも選択肢のひとつに

純金ファンドも選択肢に入りました。信託報酬の水準からするとそれほど低コストではありませんが、コモディティに投資したい人にはひとつの選択肢ができたことになります。

SBI証券なら低コストの運用商品を選択できる

SBI証券は、5回の投資信託の追加で低コストの投資信託を揃えたことになります。iDeCoを利用するなら、SBI証券は最もおすすめできる金融機関のひとつになりました。

「DCニッセイ外国株式インデックス」は、先進国株式クラスとしては最低レベルの信託報酬です。これを選択できるというだけでも、SBI証券を利用する価値があります。

SBI証券のiDeCoの詳細についてはリンク先で確認してください。

2016年9月に新規参入した楽天証券の発表をふまえて、SBI証券は各資産クラスについて最低コストの投資信託を揃えました。

iDeCoの金融機関としては、SBI証券と楽天証券の2社が突出しています。この2社が業界をリードする状況はしばらく続きそうです。

以上、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)新商品を比較!…という話題でした。

 

参考リンク:

iDeÇoの金融機関は150社以上あります。個人型確定拠出年金(iDeCo)の金融機関を比較しています。

 

ライバルの楽天証券のiDeCoも充実しています。比較して一社を選ぶといいと思います。

 

朝倉智也さんの講演が必見です。無料で視聴できます。SBI証券の利用の仕方を丁寧に教えてくれます。

 

いい本が出版されていますので、iDeCoの基本を本で学んでおくといいと思います。

 

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。

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