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ウォーレン・バフェット氏の名言に学ぶ、投資とドルコスト平均法の考え方

time 2016/04/05

ウォーレン・バフェット氏の名言に学ぶ、投資とドルコスト平均法の考え方

ウォーレン・バフェット氏は、今世紀で最も偉大な株式投資家といわれています。世界一の投資家として日本でも有名ですね。

今日は、ウォーレン・バフェット氏の名言を紹介したいと思います。紹介する言葉は、バートン・マルキール「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理」にも引用されています。

ネット検索をしていたらたまたま原文を知る機会がありました。原文を読んでみると、日本での紹介では一部が省略されていたりするようです。日本語での全訳はネット上にはなさそうでした。

そこで、よく引用されている部分について、原文とあわせて全文を紹介したいと思います。訳に違和感があればご容赦を。今回は、ウォーレン・バフェット氏の言葉から投資に対する考え方を学んでみたいと思います。

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最初の質問

ウォーレン・バフェット氏はいくつかの質問をしてきます。最初の質問をみてみましょう。

ここで質問です。あなたは生涯を通してハンバーガーを食べたいと考えましたが、自分では家畜を育てていません。さてこの場合、牛肉の価格は高いほうがいいですか?安いほうがいいですか?

A short quiz: If you plan to eat hamburgers throughout your life and are not a cattle producer, should you wish for higher or lower prices for beef?

この答えはかんたんですね。たいていの人の意見が一致すると思います。

次の質問

すかさず、次の質問を続けます。

同じように、何年かに一度、定期的に車を買い替えようと考えましたが、自分では自動車会社を営んでいません。車の価格は安いほうがいいですか?高いほうがいいですか?こうした質問の答えは明らかですね。

Likewise, if you are going to buy a car from time to time but are not an auto manufacturer, should you prefer higher or lower car prices? These questions, of course, answer themselves.

ウォーレン・バフェット氏がいうように、質問の答えは明らかです。

では最後の質問

最後の問題になります。

ここで最後の問題です。みなさんがこの先5年間にわたって定期的に株式で投資をしていくとします。あなたはその間、株式市場は上がったほうがいいですか?それとも下がったほうがいいですか?

But now for the final exam: If you expect to be a net saver during the next five years should you hope for a higher or lower stock market during that period?

どうでしょうか。ここがウォーレン・バフェット氏の質問の一番のポイントです。

多くの投資家がこの答えを間違える

ウォーレン・バフェット氏は、多くの投資家がこの答えを間違えるといいます。

多くの投資家がこの答えを間違えます。今後何年も株式を買い続けるにもかかわらず、株価が上がれば喜び、株価が下がれば悲しむのです。つまり、これから買うことになる「ハンバーガー」の価格が上がったといって有頂天になっているわけです。こうした態度はバカげています。株価が上がるのを見て喜ぶのは目先に株を売る人だけです。これから株を買おうとしている人は、株価が下がるほうがありがたいはずなのです。

Many investors get this one wrong. Even though they are going to be net buyers of stocks for many years to come, they are elated when stock prices rise and depressed when they fall. In effect, they rejoice because prices have risen for the “hamburgers” they will soon be buying. This reaction makes no sense. Only those who will be sellers of equities in the near future should be happy at seeing stocks rise. Prospective purchasers should much prefer sinking prices.

積立投資でもこの点は重要

この話のおもしろいところは、ハンバーガーや車なら安いほうがいいと答えられるのに、投資になるとどうしても株価を気にしてしまう心理を、質問のなかで明らかにしているところです。

投資をしている人が株価が上がれば喜び、株価が下がれば悲しむという行動が、リターンを上げるうえでは間違っているということを明確に指摘しています。

また、投資をする際には、株価が下がったときにも買い続けることが重要だということもわかりやすく伝えているように思います。

ちなみに、ウォーレン・バフェット氏が個人投資家に対するアドバイスとして、インデックスファンドを活用すべきだと発言していることは有名な話です。チャールズ・エリス氏の「敗者のゲーム〈原著第6版〉」でもウォーレン・バフェット氏の言葉が次のように紹介されています。

ほとんどの投資家にとって、株を保有する最善の方法は、手数料の低いインデックスファンドに投資することである。手数料やコストを差し引いた後でも、ほとんどの運用機関を上回る成果をあげることができるだろう。

ドルコスト平均法という解決策

相場の判断ができるウォーレン・バフェット氏のような特殊能力がある人は、安いときを狙って個別株を買えばいいでしょう。そういう人は個別株で利益を上げたほうが効率的だと思います。

ただ、相場のどこが高くて安いかというのは、普通の人は判断がつきませんし、私も相場はよくわかりません。

バートン・マルキール教授は、ウォーレン・バフェット氏の今回の言葉を引用したうえで、ドルコスト平均法の重要性を指摘しています。株価が下がったときに買い続ける方法としてドルコスト平均法は合理的といえそうです。

相場の判断ができない人にとって、精神的な負担が少ないまま買い続けるしくみとして、ドルコスト平均法は有効な手段だと思います。

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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